出張費や仕入れの支払いをカードにまとめてANAマイルを貯めたいと考えても、法人カードは券種が多く、どれが自社に合うのか判断しにくいものです。
年会費の安さで選ぶとショッピング分がマイルにならないことがあり、還元率で選ぶと移行手数料や年間の移行上限につまずきます。
判断の軸になるのは、ショッピング分をマイルへ移行できるかどうかと、その移行にいくらかかり年間どこまで移せるかという2点です。
本記事では、選び方の基準から12枚の比較、マイルを取りこぼさないコツ、よくある質問までを順に紹介します。
- ANAコーポレートカード(Visa・Mastercard)はカード利用で貯まるポイントをANAマイレージへ移行できず、フライトのボーナスマイルが中心の設計になっている
- ANA JCB法人カード ワイドゴールドとANAダイナースコーポレートカードは、マイル移行手数料が無料で、ANAカードマイルプラスも全店舗が積算対象になる
- 年間40,000マイルを超える移行を想定するなら、移行上限のないANAダイナースコーポレートカードやラグジュアリーカードが候補になる
ANAマイルが貯まる法人カードの選び方と比較ポイント
ANAマイルが貯まる法人カードは、ショッピング分がマイルになるかどうかで最初に絞り込めます。
同じ「ANAカード〈法人用〉」でも、発行会社によってポイントの移行先が異なるからです。
三井住友カードは公式サイトで、ANAコーポレートカードで貯めたワールドプレゼントポイントはANAマイレージへ移行できないと明記しています。
一方でANA JCB法人カードは、貯まったJ-POINTを1ポイント=2マイルで移行できます。
比較の軸を4つに整理すると、次のとおりです。
| 比較の軸 | 確認すること | 差が出る例 |
|---|---|---|
| ショッピング分の移行 | カード会社のポイントをANAマイルに移せるか | ANAコーポレートカードは移行不可、ANA JCB法人カードは1ポイント=2マイル |
| 移行手数料 | 年度ごとの手数料がかかるか | ANA JCB法人カードの一般・ワイドは年間で税込5,500円、ワイドゴールドは無料 |
| 年間移行上限 | 1年間に移せるマイル数の上限 | ダイナースグローバルマイレージは年40,000マイル、ANAダイナースコーポレートカードは上限なし |
| ボーナスマイル | 入会・継続と搭乗時の加算率 | 一般カードは入会・継続1,000マイルで搭乗ボーナス10%、ワイド以上は2,000マイルで25% |
なお、年会費は経費として処理できるため、単純な金額よりも移行手数料や上限を含めた実質コストで比べたほうが差がはっきりします。
そのため、まず自社の年間決済額を見積もり、そこから移行コストを差し引いて考えてください。
ANAマイルが貯まる法人カードおすすめ12選を徹底比較
ANAマイルが貯まる法人カードは、ANAブランドの提携カードと、汎用ポイントをマイルへ移行するカードの2系統に分かれます。
前者はフライトのボーナスマイルと入会・継続マイルが付き、後者はポイントの使い道の自由度が高いという違いがあるからです。
12枚の年会費とマイル移行の条件は、次のように整理できます。
| カード名 | 年会費 | ANAマイルへの移行 | 移行コスト |
|---|---|---|---|
| 三井住友カード ビジネスオーナーズ | 永年無料 | Vポイント500ポイント=250マイル | 無料 |
| ANA JCB法人カード(一般) | 税込2,475円(初年度無料) | J-POINT1ポイント=2マイル | 年間で税込5,500円 |
| ANA JCB法人カード ワイド | 税込12,925円 | J-POINT1ポイント=2マイル | 年間で税込5,500円 |
| ANA JCB法人カード ワイドゴールド | 税込20,900円 | J-POINT1ポイント=2マイル | 無料 |
| ANAコーポレートカード(一般) | 税込3,025円(初年度無料) | 移行できない | ― |
| ANAコーポレートカード(ワイド) | 税込13,475円 | 移行できない | ― |
| ANAコーポレートカード(ワイドゴールド) | 税込20,900円 | 移行できない | ― |
| ANAダイナースコーポレートカード | 1枚につき税込22,000円 | 1リワードポイント=1マイル | 無料・上限なし |
| アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード | 税込13,200円 | 年40,000ポイント=40,000マイルが上限※¹ | ANAコースが年間で税込5,500円 |
| アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | 税込49,500円 | 年40,000ポイント=40,000マイルが上限※¹ | ANAコースが年間で税込5,500円 |
| ダイナースクラブ ビジネスカード | 税込33,000円 | 1,000ポイント=1,000マイル | 年間で税込6,600円・年40,000マイルまで |
| 楽天ビジネスカード | 税込2,200円(別途楽天プレミアムカードが税込11,000円) | 楽天ポイント2ポイント=1マイル | 無料 |
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 税込33,000円(初年度無料) | 永久不滅ポイント200ポイント=600マイル | 無料 |
| ラグジュアリーカード 法人チタンカード | 税込55,000円 | 100円あたり0.6マイル相当 | 無料・上限なし |
なお、ANAコーポレートカードは表のとおりショッピング分のマイル移行ができないため、フライトのボーナスマイルを目的に選ぶカードになります。
そのため、ANAブランドにこだわらない場合は、次に紹介する汎用ポイント型もあわせて比べてください。
※1 メンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費が税込3,300円)に登録した場合の上限です。未登録の場合は年80,000ポイント(=40,000マイル)が上限になります。
「三井住友カード ビジネスオーナーズ」なら年会費無料でVポイントをANAマイルに移行
三井住友カード ビジネスオーナーズは、法人代表者と個人事業主に向けた年会費永年無料の法人カードです。
貯まったVポイントはANAマイルへ交換でき、ANA公式サイトによれば500ポイントごとに250マイルとなり、移行上限も移行手数料もありません。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 追加カード年会費 | パートナーカードも永年無料(18枚まで)※¹ |
| 貯まるポイント | Vポイント(税込200円につき1ポイント)※² |
| ANAマイルへの移行レート | 500ポイント=250マイル※³ |
| マイル移行手数料 | 無料 |
| 移行の単位・上限 | 500ポイント以上500ポイント単位、移行上限なし |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | ―(ANAカードではないため対象外) |
年会費が永年無料でも最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付き※⁴、ETCカードも年会費無料で追加できます※⁵。
そのため、コストをかけずにマイルを貯め始めたい段階では、最初の1枚として検討しやすいでしょう。
※1 本会員と同時に申し込む場合は、パートナーカードを1枚のみ申し込めます。2枚目以降は本会員のカード到着後に申し込みます。
※2 特約店では条件達成で税込200円につき3ポイントになります。対象の三井住友カードで条件を達成し、対象の利用をすることが条件です。
※3 移行レートは2024年4月現在のものとANA公式サイトに記載があり、変更となる場合があります。移行は自動ではなく、その都度の申し込みが必要です。
※4 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済することが前提の利用付帯です(引受保険会社は三井住友海上火災保険株式会社)。
※5 入会翌年度以降、前年度に一度もETCカードの利用がない場合は、ETCカード年会費として税込550円の支払いが必要になります。
「ANA JCB法人カード(一般)」還元率1%でANAマイルが直接貯まる
ANA JCB法人カード(一般)は、初年度年会費無料で持てるANAブランドの法人カードです。
ショッピング分はJ-POINTを経由してマイルになり、税込200円につき1ポイント貯めたうえで1ポイント=2マイルへ移行できるため、100円につき1マイルの計算になります。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 税込2,475円(初年度無料)※¹ |
|---|---|
| 追加カード年会費 | 使用者追加1名ごとに税込825円※² |
| 貯まるポイント | J-POINT(税込200円につき1ポイント) |
| ANAマイルへの移行レート | 1ポイント=2マイル |
| マイル移行手数料 | 年間で税込5,500円※³ |
| 移行の単位・上限 | 通常獲得ポイントは1ポイント以上1ポイント単位※⁴ |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | 入会・継続は各1,000マイル※⁵、搭乗は区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%※⁶ |
入会・継続ボーナスマイルと搭乗ボーナスマイルは上位券種の半分以下にとどまり、マイル移行には年度ごとに手数料がかかります。
そのため、年間の決済額が小さいうちは、手数料を上回るマイルが貯まるかを先に確認してください。
※1 初年度年会費無料の対象は、代表者ならびに代表者と同時に申し込む追加使用者です。
※2 1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料になります。
※3 年度初回の移行時に、移行手数料が法人カード利用として計上されます。移行手続きは使用者のカードでのみ行え、マイルは手続きをしたカード使用者に付与されます。
※4 ボーナスポイントは2,500ポイント以上1ポイント単位で、移行レートは1ポイント=0.6マイルになります。ボーナスポイントのマイル移行は無料です。
※5 入会時のボーナスマイルは、すでにANAカードに入会している方は対象外です。継続時のボーナスマイルは、年会費をクレジットカード会社指定の期日までに支払った場合に対象になります。
※6 ANAグループ便にマイル積算条件運賃で搭乗した場合などが対象で、ANA便名であっても国際線の他社運航によるコードシェア便は対象外です。
「ANA JCB法人カード ワイド」はボーナスマイルと補償が増量
ANA JCB法人カード ワイドは、一般カードと同じJ-POINTの仕組みを持ちながら、ボーナスマイルを厚くした中位カードです。
入会・継続時は各2,000マイル、搭乗ボーナスは区間基本マイレージにクラス・運賃倍率をかけた値の25%となり、一般カードより加算が大きくなります。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 税込12,925円 |
|---|---|
| 追加カード年会費 | 使用者追加1名ごとに税込825円 |
| 貯まるポイント | J-POINT(税込200円につき1ポイント) |
| ANAマイルへの移行レート | 1ポイント=2マイル |
| マイル移行手数料 | 年間で税込5,500円※¹ |
| 移行の単位・上限 | 通常獲得ポイントは1ポイント以上1ポイント単位※² |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | 入会・継続は各2,000マイル※³、搭乗は区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%※⁴ |
海外旅行傷害保険は最高5,000万円へ上がる一方で、マイル移行手数料は一般カードと変わらず、無料になるのはワイドゴールドに限られます。
そのため、ワイドを選ぶ前に、ワイドゴールドとの年会費差と移行手数料をあわせて計算してください。
※1 年度初回の移行時に、移行手数料が法人カード利用として計上されます。
※2 ボーナスポイントは2,500ポイント以上1ポイント単位で、移行レートは1ポイント=0.6マイルになります。
※3 入会時のボーナスマイルは、すでにANAカードに入会している方は対象外です。ワイドカードの入会時および継続時のボーナスマイルは、年会費をクレジットカード会社指定の期日までに支払った場合に対象になります。
※4 ANAグループ便にマイル積算条件運賃で搭乗した場合などが対象で、ANA便名であっても国際線の他社運航によるコードシェア便は対象外です。
「ANA JCB法人カード ワイドゴールド」はラウンジと保険が充実の上位カード
ANA JCB法人カード ワイドゴールドは、ANA JCB法人カードの最上位にあたる券種です。
J-POINTのマイル移行手数料が無料になり、ANAカードマイルプラスもすべての加盟店が積算対象になるため、ショッピング分の取りこぼしが小さくなります。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 税込20,900円 |
|---|---|
| 追加カード年会費 | 使用者追加1名ごとに税込4,400円 |
| 貯まるポイント | J-POINT(税込200円につき1ポイント) |
| ANAマイルへの移行レート | 1ポイント=2マイル |
| マイル移行手数料 | 無料 |
| 移行の単位・上限 | 通常獲得ポイントは1ポイント以上1ポイント単位※¹ |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | 入会・継続は各2,000マイル※²、搭乗は区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%※³ |
海外旅行傷害保険は最高1億円※⁴、ショッピングガード保険は国内・海外ともに最高500万円まで補償され※⁵、国内主要空港とホノルル国際空港のラウンジも無料で利用できます※⁶。
そのため、出張が多く決済額も大きい会社では、年会費との差を回収しやすい1枚になるでしょう。
※1 ボーナスポイントは2,500ポイント以上1ポイント単位で、移行レートは1ポイント=0.6マイルになります。
※2 入会時のボーナスマイルは、すでにANAカードに入会している方は対象外です。継続時のボーナスマイルは、年会費をクレジットカード会社指定の期日までに支払った場合に対象になります。
※3 ANAグループ便にマイル積算条件運賃で搭乗した場合などが対象で、ANA便名であっても国際線の他社運航によるコードシェア便は対象外です。
※4 法人代表会員がANA便(コードシェア便を除く)を利用した海外旅行の場合に限ります。法人代表会員のANA便以外の利用時と使用者の場合は、最高補償額が5,000万円です。国内旅行傷害保険は最高5,000万円で、「搭乗する公共交通乗用具」「旅館ホテル等の宿泊費」「宿泊を伴う募集型企画旅行の参加費」の料金を当該カードで支払った場合に適用されます。
※5 購入日から90日間、1人あたり年間500万円までの補償で、自己負担額は1事故につき3,000円です。一部、保険の対象とならない物品もあります。
※6 ANAラウンジは対象になりません。
「ANAコーポレートカード(Visa・Mastercard)」は三井住友カード発行のフライトマイル型
ANAコーポレートカードは、三井住友カードが発行するANAカード〈法人用〉で、一般・ワイド・ワイドゴールドの3種類から選べます。
ただし、このカードで貯めたワールドプレゼントポイントはANAマイレージへ移行できないため、マイルの源泉は搭乗と入会・継続のボーナスに絞られます。
3種類の費用とマイルの条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 一般は税込3,025円(初年度無料)、ワイドは税込13,475円、ワイドゴールドは税込20,900円 |
|---|---|
| 追加カード年会費 | 一般・ワイドは使用者1名追加ごとに税込440円、ワイドゴールドは税込4,400円 |
| 貯まるポイント | ワールドプレゼントポイント |
| ANAマイルへの移行レート | ―(ANAマイレージへ移行できない) |
| マイル移行手数料 | ― |
| 移行の単位・上限 | ― |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | 入会・継続は一般が各1,000マイル、ワイドとワイドゴールドが各2,000マイル※¹、搭乗は区間およびクラス、運賃倍率、カードの種類に応じて加算※² |
ワイドゴールドは国内・海外あわせて年間300万円までのショッピング補償が付き、法人代表会員がANA便を利用した海外旅行では傷害死亡・後遺障害保険が最高1億円になります※³。
そのため、搭乗が少なくショッピング中心の使い方を想定しているなら、ほかの券種を選んでください。
※1 ボーナスマイルはANAカードが手元に届いた後の搭乗分から登録されます。一度積算されたボーナスマイルについて、カード種類に応じた付け替えはできません。
※2 他社運航によるANAコードシェア便は対象になりません。ただし、国内線はANA便名で予約・搭乗した場合が対象です。ANAの「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」「ブロンズサービス」の提供期間中は、それぞれのサービスの区間割増率が適用され、割増率の大きい方だけが反映されます。
※3 一般カードとワイドカードのショッピング補償は、海外での利用のみが対象です。一部補償の対象とならない商品・損害があります。
「ANAダイナースコーポレートカード」は還元率が高くステータスも魅力
ANAダイナースコーポレートカードは、ダイナースクラブとANAが提携した法人向けのカードです。
カード利用100円につき1リワードポイントが貯まり、1ポイントを1マイルへ移行手数料なし・上限なしで交換でき、ポイントに有効期限もありません。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 1枚につき税込22,000円※¹ |
|---|---|
| 追加カード年会費 | 使用者カードも1枚につき税込22,000円 |
| 貯まるポイント | ダイナースクラブ リワードポイント(100円につき1ポイント、有効期限なし)※² |
| ANAマイルへの移行レート | 1ポイント=1マイル |
| マイル移行手数料 | 無料 |
| 移行の単位・上限 | 上限なし(申し込み受付後は通常5営業日以内に移行) |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | 入会・継続は各2,000マイル※³、搭乗は区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%※⁴ |
社員のカード利用ポイントは代表者のカードへ集約でき※⁵、ANAカードマイルプラスの対象加盟店では100円または200円につき1マイルが別途積算されます※⁶。
そのため、決済額が大きく移行上限を気にしたくない会社では、有力な選択肢になるでしょう。
※1 入会に際しては所定の審査があります。
※2 一部ポイント加算対象外の店舗および換算レートが異なる店舗があります。
※3 年会費支払い月の翌月末までに、各カード使用者のマイル口座に積算されます。
※4 ANAグループ便にマイル積算条件運賃で搭乗した場合などが対象です。航空券の便名がANA便名であっても、国際線の他社運航によるコードシェア便は対象外になります。
※5 集約先は同一法人の代表者のカードに限られ、申し込みが必要です。
※6 一部対象外の支払内容があります。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード」はポイント移行でANAマイルを貯める
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードは、中小規模企業の経営者と個人事業主に向けたビジネス・カードの標準クラスです。
貯まったメンバーシップ・リワードのポイントは13社の提携航空会社へ移行でき、ANAマイルへ移す場合は年間参加費が税込5,500円の「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録が必要になります。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 税込13,200円※¹ |
|---|---|
| 追加カード年会費 | 付帯特典ありは税込6,600円、付帯特典なしは無料※² |
| 貯まるポイント | メンバーシップ・リワードのポイント |
| ANAマイルへの移行レート | メンバーシップ・リワード・プラス登録済みは40,000ポイントで40,000マイル※³ |
| マイル移行手数料 | ANAコースの年間参加費が税込5,500円※⁴ |
| 移行の単位・上限 | 1年間(1月1日から12月31日)で40,000マイルまで、移行は1日1回まで※⁵ |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | ―(ANAカードではないため対象外) |
ETCカードは年会費と発行手数料が無料で、基本カード会員は20枚まで発行できます。
そのため、社用車が複数あり、マイル以外の使い道も残したい会社に向いているでしょう。
※1 年会費は経費にできる場合があり、詳しくは税理士等への確認が必要です。
※2 追加カード(付帯特典なし)は、判定期間内に利用がなかった場合、管理手数料として税込3,300円が請求されます。
※3 メンバーシップ・リワード・プラスの年間参加費は税込3,300円で、2年目以降は自動更新になります。未登録の場合は80,000ポイントで40,000マイルになります。
※4 2年目以降は自動更新となり、移行の有無にかかわらず年間参加費は返金されません。
※5 アメリカン・エキスプレスのカードを複数枚持っている場合、各カードからの移行依頼分を合算して上限が計算されます。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は高還元でマイルを貯めたい人向け
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、ビジネス・グリーンの上位にあたるメタル製のビジネス・カードです。
ANAマイルへの移行条件はビジネス・グリーンと共通で、ANAコースの年間参加費が税込5,500円かかり、年間の移行上限も同じ枠で計算されます。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 税込49,500円※¹ |
|---|---|
| 追加カード年会費 | 付帯特典ありは税込13,200円、付帯特典なしは無料※² |
| 貯まるポイント | メンバーシップ・リワードのポイント |
| ANAマイルへの移行レート | メンバーシップ・リワード・プラス登録済みは40,000ポイントで40,000マイル※³ |
| マイル移行手数料 | ANAコースの年間参加費が税込5,500円※⁴ |
| 移行の単位・上限 | 1年間(1月1日から12月31日)で40,000マイルまで、移行は1日1回まで※⁵ |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | ―(ANAカードではないため対象外) |
追加カードの利用分もポイントは基本カード会員に集約されるため、社員に配ったカードの決済もまとめてマイルへ振り替えられます。
そのため、年40,000マイル近くまで移行する前提なら、年間参加費が無料になる上位券種との差額も試算してください。
※1 年会費は経費にできる場合があり、詳しくは税理士等への確認が必要です。
※2 追加カード(付帯特典なし)は、判定期間内に利用がなかった場合、管理手数料として税込3,300円が請求されます。
※3 メンバーシップ・リワード・プラスの年間参加費は税込3,300円で、2年目以降は自動更新になります。未登録の場合は80,000ポイントで40,000マイルになります。
※4 2年目以降は自動更新となり、移行の有無にかかわらず年間参加費は返金されません。
※5 アメリカン・エキスプレスのカードを複数枚持っている場合、各カードからの移行依頼分を合算して上限が計算されます。
「ダイナースクラブ ビジネスカード」はポイント無期限でANAマイルにじっくり移行
ダイナースクラブ ビジネスカードは、三井住友トラストクラブが発行する法人向けの基本カードです。
貯まったリワードポイントには有効期限がなく、「ダイナースグローバルマイレージ」に参加すると1,000ポイント=1,000マイルでANAマイルへ移行できます。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 基本会員は税込33,000円 |
|---|---|
| 追加カード年会費 | 追加会員は無料 |
| 貯まるポイント | ダイナースクラブ リワードポイント(有効期限なし) |
| ANAマイルへの移行レート | 1,000ポイント=1,000マイル |
| マイル移行手数料 | 移行手数料は無料、年間参加料が税込6,600円※¹ |
| 移行の単位・上限 | 1,000ポイント単位、年40,000マイルまで※² |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | ―(ANAカードではないため対象外) |
ダイナースグローバルマイレージは自動移行制ではないため、移行のたびに申し込みが必要で、年間参加料はマイル移行の有無に関わらず毎年請求されます。
そのため、まとまったマイルを一度に移したい場合は、移行上限のない券種と比べてください。
※1 年間参加料は1年ごとに自動更新されます(プレミアムカード会員は無料)。
※2 上限の集計期間は12月21日から翌年12月20日までです。ANAダイナースカードやJALダイナースカードなど対象外のカードがあり、付帯カードのうちビジネス・アカウントカードやプレミアムメタルカードで貯めたポイントは、本会員カードに合算するとマイル移行ができます。
「楽天ビジネスカード」は楽天ポイントを経由してANAマイルに交換
楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカードの付随カードとして発行する法人向けカードです。
カード利用100円につき1ポイント貯まる楽天ポイントは、楽天PointClubから2ポイント=1マイルでANAマイルへ交換でき、交換の手数料はかかりません。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 税込2,200円(別途、楽天プレミアムカードが税込11,000円)※¹ |
|---|---|
| 追加カード年会費 | ―(発行は1人1枚のみ) |
| 貯まるポイント | 楽天ポイント(100円につき1ポイント) |
| ANAマイルへの移行レート | 2ポイント=1マイル |
| マイル移行手数料 | 無料 |
| 移行の単位・上限 | 1回5,000ポイント、月20,000ポイントまで、申請は24時間に1回まで※² |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | ―(ANAカードではないため対象外) |
楽天ETCカードは30枚まで発行でき、1枚目は年会費無料、2枚目以降は1枚につき税込550円になります。
そのため、社用車が多く楽天市場での購入が中心の会社では、使いどころがはっきりするでしょう。
※1 楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードの付随カードで、楽天ビジネスカードのみの申し込みはできません。利用可能額は2枚の合算で最高300万円、支払いは1回払いのみで、キャッシング機能は付帯しません。支払い預金口座が法人名義の場合は、発行日より6カ月以内の登記事項証明書などの提出が必要です。
※2 期間限定ポイントと、提携企業や楽天グループから交換したポイントはANAのマイルに交換できません。マイル登録が確認されるまで、交換申し込みから約3週間から4週間かかります。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は永久不滅ポイントをANAマイルへ
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、初年度年会費無料で持てるプラチナクラスのビジネスカードです。
貯まる永久不滅ポイントには有効期限がなく、ANAマイルへは200ポイント(600マイル)以上200ポイント単位で、移行手数料なしで交換できます。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 初年度無料、次年度以降は税込33,000円 |
|---|---|
| 追加カード年会費 | 税込3,300円 |
| 貯まるポイント | 永久不滅ポイント(ショッピング利用1,000円につき1ポイント、有効期限なし)※¹ |
| ANAマイルへの移行レート | 200ポイント=600マイル |
| マイル移行手数料 | 無料 |
| 移行の単位・上限 | 200ポイント(600マイル)以上200ポイント単位※² |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | ―(ANAカードではないため対象外) |
JALのマイルが自動で貯まる「SAISON MILE CLUB」も用意されていますが、登録すると永久不滅ポイントの優遇サービスは対象外になります※³。
そのため、ANAマイルを軸にするなら、登録の有無を先に決めてください。
※1 キャッシングの利用、年会費、カード再発行手数料、Edyへのチャージ、nanacoへのチャージなどにはポイントが付きません。一部還元率の異なるサービスおよび加盟店があります。
※2 マイルへの移行は自動移行ではなく、都度の申請が必要です。申し込みはインターネットサービス「Netアンサー」からのみ受け付けています。
※3 SAISON MILE CLUB〈ショッピングマイルプラン〉に登録した場合が対象です。JALのマイル還元率は最大1.125%で、一部還元率の異なるサービスおよび加盟店があります。
「ラグジュアリーカード 法人チタンカード」は移行上限と手数料なしでANAマイルが貯まる
ラグジュアリーカード 法人チタンカードは、金属製カードで知られるラグジュアリーカードの法人決済用カードです。
JAL・ANA・ユナイテッド航空へのマイル交換に手数料がかからず、交換数の上限もなく、ANAマイルへは100円あたり0.6マイル相当で交換できます。
費用とマイル移行の条件を整理すると、以下のとおりです。
| 年会費 | 税込55,000円 |
|---|---|
| 追加カード年会費 | 最大4名まで発行可能(ポイントは合算できる) |
| 貯まるポイント | ラグジュアリーカードのポイント(還元率1.0%) |
| ANAマイルへの移行レート | 100円あたり0.6マイル相当 |
| マイル移行手数料 | 無料 |
| 移行の単位・上限 | 上限なし |
| 入会・継続/搭乗ボーナスマイル | ―(ANAカードではないため対象外) |
事前入金により最大9,990万円までの決済に対応し※¹、納税分もポイント還元の対象になります※²。
そのため、高額決済をそのままマイルへ振り替えたい会社では、移行上限のなさが効いてくるでしょう。
※1 利用には審査があります。
※2 納税額の3倍以上のショッピング利用がある場合にポイントが全額還元され、条件を達成しない場合は通常の半分のポイントが貯まります。
ANA法人カードで効率よくマイルを貯めるコツ
ANA法人カードでマイルを増やす手立ては、カードの選択後にも4つ残っています。
ショッピング分の移行、加盟店での二重取り、搭乗ボーナス、失効対策のそれぞれに条件があるからです。
たとえばANAカードマイルプラスは、法人用のカードでは券種によって対象範囲が変わります。
ANAカード<法人用>は、ワイドゴールドカード、ANAダイナースコーポレートカードのみすべての店舗がマイル積算対象になります。
※引用元:ANA「ANAカードマイルプラスでおトクにマイルを貯めよう!」
なお、こうした条件はカード会社側の手続きと組み合わさるため、入会後に設定を確認する必要があります。
そのため、次の4つの見出しで、それぞれの手順と注意点を確認してください。
JCB発行を選んでショッピング分のマイルを取りこぼさない
ショッピング分をマイルにしたい場合は、発行会社の選択が結論を左右します。
同じANAカード〈法人用〉でも、三井住友カード発行のANAコーポレートカードはポイントをANAマイレージへ移行できないからです。
JCB発行のANA JCB法人カードは、税込200円につき1ポイント貯まるJ-POINTを1ポイント=2マイルで移行できます。
両者の違いをポイントの行き先で比べると、次のとおりです。
| 発行会社 | 貯まるポイント | ANAマイルへの移行 |
|---|---|---|
| JCB | J-POINT | 1ポイント=2マイル※¹ |
| 三井住友カード | ワールドプレゼントポイント | 移行できない |
なお、キャンペーンなどで受け取るボーナスポイントは移行レートが1ポイント=0.6マイルとなり、2,500ポイント以上から申し込む扱いになります。
そのため、通常獲得ポイントとボーナスポイントは分けて管理してください。
※1 ワイドゴールドカードは移行手数料が無料で、一般カードとワイドカードは年間で税込5,500円かかります。移行手続きは使用者のカードでのみ行え、マイルは手続きをしたカード使用者に付与されます。
ANAカードマイルプラス加盟店でマイルを二重取りする
ANAカードマイルプラスは、クレジットカード会社のポイントとは別にマイルが積算される仕組みです。
加盟店での支払いに対して、税込100円または200円につき1マイルが自動で加算されるからです。
ANA公式サイトが挙げている加盟店には、次のような店舗が並んでいます。
- 家電 … ヤマダデンキ、ベスト電器
- 百貨店 … 高島屋、大丸・松坂屋、阪急百貨店、阪神百貨店
- ドラッグストア … マツモトキヨシ、ココカラファイン
- そのほか … スターバックス、apollostation、IDC OTSUKA
なお、法人用のカードで全店舗が対象になるのはワイドゴールドとANAダイナースコーポレートカードだけで、一般・ワイドはANA Bizで予約・購入した航空券のみが対象になります。
また、決済後にマイルの積算が確認されるまで約1カ月から2カ月かかり、積算前の申告による加算は受け付けられません※¹。
そのため、明細で加算を確認する時期は、決済の翌々月あたりを目安にしてください。
※1 税込100円または200円につき1マイルが本会員のマイル口座に積算され、端数分は切り捨てになります。払い戻しをした場合は、相当マイル数がマイル口座から減算されます。
飛行機の搭乗ボーナスマイルを確実に受け取る
搭乗ボーナスマイルは、条件を外すと取り戻せない加算です。
ボーナスマイルはANAカードが手元に届いた後の搭乗分から登録され、積算後にカード種類に応じた付け替えはできないからです。
ANA公式サイトは、対象となる搭乗の条件を次のように整理しています。
- 対象 … ANAグループ便にマイル積算条件運賃で搭乗した場合
- 対象 … IBEXエアラインズ、AIRDO、ソラシドエア、スターフライヤー、オリエンタルエアブリッジが運航する日本国内のコードシェア便をANA便名で予約・搭乗した場合
- 対象外 … ANA便名であっても、国際線の他社運航によるコードシェア便
なお、ダイヤモンドサービスなどのプレミアムメンバー期間中は、それぞれのサービスの区間割増率が適用され、割増率の大きい方だけが反映されます※¹。
そのため、上級会員の期間中は、カード種類別の加算率と重複しない点を踏まえて計算してください。
※1 割増率の大きい方が適用され、合算はされません。
マイルの有効期限切れ(失効)を防ぐ
貯めたマイルには期限があるため、移行のタイミングを設計する必要があります。
クレジットカードから移行したマイルは、移行された月を起算月として36カ月後の月末までが有効期限になるからです。
期限が近づいたマイルの受け皿として、ANA SKY コインへの交換が用意されています。
| 交換レート | 1マイル1コインが基準※¹ |
|---|---|
| 交換単位 | 10,000マイル以上は10,000マイル単位、一度に交換できる最大単位は200,000マイル※² |
| コインの有効期限 | 交換日より12カ月後の末日 |
| 期限の延長 | ダイヤモンドサービスメンバー期間中と、ライフタイムマイル100万マイル以上のミリオンマイラーは失効しない※³ |
なお、マイルの起算月はANAのウェブサイトの会員専用ページで確認する形になっています。
そのため、ポイントのまま置いておける券種を選び、使う予定が立ってから移行してください。
※1 10,000マイル以上を交換する場合は、交換マイル数とANAマイレージクラブの会員ステイタス、ANAカードの種類に応じて交換率が変動します。
※2 210,000マイル以上を交換する場合は、1回あたりの交換が50,000マイル以上になるよう複数回に分けて交換します。
※3 ダイヤモンドサービスメンバーでなくなった場合は、すべての未使用マイルの有効期限がその時点から36カ月後の月末までになります。
ANA法人カードのよくある質問
ANA法人カードには、券種の選択以外にも確認しておきたい論点が残ります。
法人用と個人用でサービスの提供範囲が異なり、公式サイトに例外が明記されている項目があるからです。
実際に、スーパーフライヤーズカードには法人用が用意されていません。
スーパーフライヤーズカード〈法人用〉のご用意はありません。
※引用元:ANA「スーパーフライヤーズカード」
なお、こうした違いは申し込み後に変更できないため、事前の確認が前提になります。
そのため、以下の7項目を順に確認してください。
ANA法人カードのメリットは?
ANA法人カードのメリットは、経費の一元化とマイルの積み上げを同時に進められる点です。
支払いをカードにまとめると明細に支払先や金額が残り、そのうえで搭乗と入会・継続のボーナスマイルが付くからです。
公式サイトが挙げている利点を、経理面とマイル面に分けて確認できます。
| 経理面 | ・利用代金明細に支払先・日付・金額が記載され、事務処理を効率化できる ・複数の経費が同一口座から自動振替され、振込費用と手間を削減できる ・年会費を経費として支払える |
|---|---|
| マイル面 | ・ 入会時と毎年の継続時にボーナスマイルを受け取れる※¹ ・ANAグループ便の搭乗ごとに割り増しのボーナスマイルが加算される ・ANA Bizから航空券を購入すると、カード会社のポイントとは別に100円につき1マイルが直接貯まる |
| 出張面 | ・ANAカード会員専用運賃を利用でき、搭乗当日まで予約と変更ができる |
なお、ETCカードは本カードの発行枚数と関係なく複数枚を申し込めますが、所定の審査により希望枚数を発行できない場合もあります※²。
そのため、社用車の台数分が必要なときは、余裕を持って申し込んでください。
※1 入会時のボーナスマイルは、すでにANAカードに入会している方は対象外です。
※2 ETCスルーカードNの申し込みには、別途申込書の提出が必要です。
ANAマイルのお得な活用術はありますか?
マイルの使い道は、特典航空券とANA SKY コインの2系統に分けて考えられます。
特典航空券は少ないマイル数で交換できる一方、ANA SKY コインは空席があれば購入でき、支払いに充てられるからです。
必要マイル数の目安は、路線ごとに次のように示されています。
| 用途 | 必要マイル数 |
|---|---|
| 国内線特典航空券 | 1区間(片道)5,000マイルから |
| 東京から大阪(片道1区間・普通席) | 6,000マイルから |
| 東京から沖縄(片道1区間・普通席) | 8,000マイルから |
| 国際線特典航空券 | 往復12,000マイルから※¹ |
| 日本とハワイ(往復・エコノミークラス) | 35,000マイルから |
| 国際線アップグレード特典 | 12,000マイルから※² |
なお、必要マイル数は利用するシーズンや区間によって変わり、特典航空券で利用できる座席数にも限りがあります。
そのため、日程が動かせない出張ではANA SKY コインを使い、休暇の旅行では特典航空券を狙うといった使い分けをしてください。
※1 ANAグループ便のほか、スターアライアンス加盟航空会社とANAが独自に提携する航空会社の便でも利用できます。特典航空券には利用できない期間があります。
※2 国際線特典航空券とアップグレード特典の併用はできません。同一便に対して、ANA国際線アップグレード特典とスターアライアンスアップグレード特典を併用することもできません。
ANAマイレージクラブカードは法人でも使えますか?
ANAマイレージクラブカードは、法人名義で持つカードではありません。
マイルの口座は個人単位で管理され、ANA公式サイトの案内も個人の入会を前提としているからです。
法人と個人事業主に向けては、クレジット機能付きのANAカード〈法人用〉が用意されています。
両者の違いを整理すると、次のとおりです。
| 項目 | ANAマイレージクラブカード | ANAカード〈法人用〉 |
|---|---|---|
| 費用 | 入会費・年会費無料 | 券種ごとに年会費が必要 |
| クレジット機能 | なし | あり |
| 名義 | 個人 | 法人または個人事業主(使用者は個人名) |
| ボーナスマイル | なし | 入会・継続と搭乗で加算 |
| ANAカードファミリーマイル | 対象外 | 対象外※¹ |
なお、法人カードで貯めたポイントをマイルへ移行する場合も、マイルは手続きをしたカード使用者に付与されます。
そのため、社員に使用者カードを配る前に、マイルの取り扱いを社内規程で決めておいてください。
※1 ANA JCB法人カードの一般・ワイド・ワイドゴールドは、いずれもANAカードファミリーマイルの対象外です。
ANAカードの法人キャンペーンは?
法人向けのキャンペーンは、ANAではなくカード発行会社が実施しています。
入会特典のポイントやマイルは、発行会社の判定と付与スケジュールで管理されるからです。
実施中の例として、JCBはANA JCB法人カード ワイドゴールド限定の新規入会キャンペーンを案内しています。
| 対象 | ANA JCB法人カード ワイドゴールドの新規入会※¹ |
|---|---|
| 申込期間 | 2026年4月1日から2026年9月30日まで(入会は2026年11月30日まで) |
| 特典1 | 入会月を含む3カ月間に税込40万円以上の利用で9,000マイル相当のポイント(15,000 J-POINT)※² |
| 特典2 | 入会月を含む3カ月間に税込100万円以上の利用で30,000マイル相当のポイント(50,000 J-POINT)※² |
| 特典合計 | 通常入会特典2,000マイルとあわせて最大41,000マイル相当※³ |
なお、支払い口座が同一のANA JCB法人カード会員は、全会員の利用金額が集計されます。
そのため、条件を満たすかどうかは、対象外の支払いを除いた金額で確認してください。
※1 すでにANA JCB法人カードを持っている場合、また一度退会したカードに再入会した場合は対象になりません。カードの入会に際しては所定の審査があります。
※2 特典はJ-POINTのボーナスポイントとして代表者に付与され、1 J-POINT=0.6マイルの交換レートでマイルへ移行できます。各種年会費、交通系ICへのチャージ、電子マネーへのチャージなどは利用合計金額に含まれません。
※3 ポイントをマイルに移行・交換した場合の数値で、入会カードによってマイル数は異なります。
ANA法人カードにプラチナランクはある?
ANAブランドの法人カードには、プラチナに相当する券種は用意されていません。
ANA公式サイトが案内しているANAカード〈法人用〉は、一般・ワイド・ワイドゴールドの3段階と、ANAダイナースコーポレートカードで構成されているからです。
プラチナランクの法人カードでANAマイルを貯めたい場合は、ANAブランド以外から選ぶことになります。
候補となるカードを挙げると、以下のとおりです。
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード … ANAマイル移行にかかる年間参加費が無料になる
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード … 永久不滅ポイントを200ポイント=600マイルで移行できる※¹
- ラグジュアリーカード 法人ブラックカード … 年会費が税込110,000円で還元率1.25%、マイル移行の手数料と上限がない
なお、これらのカードはANAカードではないため、搭乗ボーナスマイルとANAカード会員専用運賃は付きません。
そのため、フライトの優遇を重視するなら、ワイドゴールドとの2枚持ちも選択肢になるでしょう。
※1 移行は自動ではなく、都度の申請が必要です。
ANA法人カードでSFC(スーパーフライヤーズカード)は作れる?
スーパーフライヤーズカードには法人用の券種がなく、法人カードからの切り替えもできません。
ANA公式サイトが、法人用の用意はないと明記しているからです。
ANAカード〈法人用〉の利用者は、スーパーフライヤーズカードへ新規入会の申し込みをする流れになり、支払い口座は個人名義になります。
入会できる条件を整理すると、次のとおりです。(ANA学生カードの会員は入会ができません。)
- 「ダイヤモンドサービス」「ダイヤモンド事前サービス」のメンバー
- 「プラチナサービス」「プラチナ事前サービス」のメンバー
- ANAグループ運航便の搭乗でライフタイムマイル100万マイルに到達した会員
なお、上級会員の資格はプレミアムポイントの実績で判定されるため、カードの決済額だけでは到達できません。
そのため、法人カードは経費とマイルの器と考え、資格の獲得は搭乗計画で組み立ててください。
個人事業主でもANA法人カードを作れる?
個人事業主でも申し込めるカードは複数あります。
JCBと三井住友カードのいずれも、申し込み対象に個人事業主を含めているからです。
ただし、ANA JCB法人カードには、日本国内の金融機関に法人口座を持つ方に発行するという注記が付いています。
主なカードの申し込み対象と口座の条件を並べると、以下のとおりです。
| カード | 申し込み対象 | 決済口座 |
|---|---|---|
| ANA JCB法人カード | 法人または個人事業主(使用者は18歳以上) | 法人口座※¹ |
| ANAコーポレートカード | 法人・個人事業者 | 法人名義口座 |
| 三井住友カード ビジネスオーナーズ | 満18歳以上(高校生を除く)の法人代表者、個人事業主(副業、フリーランスを含む) | 法人名義口座、個人名義口座(屋号付含む)※² |
| 楽天ビジネスカード | 20歳以上で安定した収入のある法人代表者、個人事業主 | 法人名義口座※³ |
| ラグジュアリーカード 法人チタンカード | 経営者・個人事業主(登記簿や決算書の提出は不要) | 屋号付き決済口座または個人口座 |
なお、法人名義の口座を設定する場合は、登記事項証明書などの提出を求められるカードもあります。
そのため、開業直後で法人口座がまだない場合は、個人名義口座で申し込めるカードから検討してください。
※1 日本国内の金融機関に法人口座を持つ方に発行されます。
※2 個人事業主は法人名義口座を指定できません。同一名義で個人用カードも持っている場合、利用枠は合算されます。
※3 楽天プレミアムカードの決済口座は個人名義口座になります。支払い預金口座が法人名義の場合、登記事項証明書などの提出が必要です。

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