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JAL法人カードの条件・年会費とJALマイルが貯まる法人カードおすすめ7選を比較

JAL法人カードとJALマイルが貯まる法人カードの比較を示すアイキャッチ

「JAL便の出張が多いなら、JAL法人カードを作れば経費でもJALマイルが貯まる」という説明を検索上でよく見かけますが、これは正確ではありません。JAL法人カード(普通カード・CLUB-Aカード)は経費決済でショッピングマイルが積算されず、貯まるのはフライトマイルと搭乗ボーナスだけです。

だからこそ、搭乗はJAL法人カード、経費決済はポイントをJALマイルへ移行できる高還元の法人カードと役割を分けるのが、JALマイルを最も効率よく貯める方法になります。本文では普通・CLUB-Aの年会費(2,200円/11,000円)と申込条件(業歴5年以上・黒字決算)を公式情報で整理したうえで、JALマイルが貯まる法人カード7枚を還元率・年間移行上限・年会費で比較しています。

年間決済額100万〜1,000万円で何マイル貯まるかの試算と、出張頻度と決済額で決める2枚持ちの組み合わせまで読めば、自社に必要なのがフライト用1枚なのか決済用を加えた2枚なのかを決められます。

目次

【結論】JAL法人カードはフライト用、経費決済のJALマイルは別カードで貯めるのが最適解

JAL法人カードと「JALマイルが貯まる法人カード」は、役割がまったく別のカードです。JAL法人カードは搭乗時のボーナスマイルとJAL便の出張手配に強く、経費決済のマイルは他社カードのポイントをJALマイルへ移行して貯めます。この2枚を組み合わせる考え方を、まず30秒で押さえてください。

JAL法人カードと高還元法人カードの2枚持ちでJALマイルを貯める流れの図解

30秒で分かる要点(JAL法人カードは誰向けか・経費決済でマイルが貯まらない理由)

  • JAL法人カードは経費決済でJALマイルが貯まらない。公式サイトに「ショッピングマイルは積算されません」と明記。利用分は提携カード会社(三菱UFJニコス)のポイントとして貯まります(ポイントの名称・付与率は公式サイトで確認してください)。
  • JAL法人カードの価値は搭乗ボーナス。普通カード(年会費2,200円)は入会搭乗1,000マイル・毎年初回搭乗1,000マイル・フライトマイル+10%、CLUB-Aカード(11,000円)は5,000マイル・2,000マイル・+25%です。
  • 申込条件は「業歴5年以上で黒字決算の法人(団体・個人事業主を含む)」。オンライン申込はできず、JALカード ご入会専用ダイヤルに入会申込書を請求する書類申込のみです。
  • 経費決済でJALマイルを貯めるなら、還元率首位はセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(SAISON MILE CLUB登録で最大1.125%、年間150,000マイルまで)。年会費を抑えるならセゾンコバルト・ビジネス(無料)、大口決済で上限を気にしたくないならラグジュアリーカード(移行上限なし)が候補です。
  • 貯まったマイルはカード使用者個人のJMB口座に積算され、共有・合算・譲渡はできません。社内での扱いを先に決めておく必要があります。

「向いている会社」は、JAL便の出張が月に複数回あり、業歴5年以上・黒字決算という条件を満たす法人です。逆に、出張は年に数回で経費決済の方が大きい会社や、設立から5年未満の会社は、JAL法人カードを持たずに決済用の高還元カード1枚から始める方が合理的です。

JALマイルが貯まる法人カード おすすめ早見表(年会費・JALマイル還元率・年間上限・申込対象)

カード名年会費(税込)JALマイル還元率(換算)年間移行上限申込対象向いている会社
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス初年度無料、2年目以降33,000円(+SAISON MILE CLUB 5,500円)最大1.125%150,000マイル(有効期間あたり)個人事業主・経営者・会社員(個人契約)年間決済300万円以上で還元率を最優先したい
ラグジュアリーカード(Titanium/Black/Gold)55,000円/110,000円/220,000円0.6%/0.75%/0.9%上限なし・手数料無料経営者・個人事業主(20歳以上)年間1,500万円超の大口決済
JCB Biz ONE ゴールド5,500円(初年度無料、年100万円利用で翌年度無料)J-POINT 1.0%相当をJALへ移行可(レートは公式で確認)公式に記載なし法人代表者・個人事業主(20歳以上)年会費を実質無料にしつつ基本ポイント1%を確保したい
ダイナースクラブ ビジネスカード33,000円(+ダイナースグローバルマイレージ 6,600円)0.4%(2,500ポイント=1,000マイル)上限なし法人代表者・役員・個人事業主ポイント無期限でゆっくり貯める、JALオンライン利用
三菱UFJカード ビジネス1,375円(Visa・Mastercard両方は1,650円)グローバルポイント1,000円=1ポイント(マイル移行の可否・レートは公式で確認)公式に記載なし原則黒字決算の法人(個人事業主含む)低年会費の法人与信型カードを使いたい
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド49,500円(メンバーシップ・リワード・プラス 初年度無料、2年目以降3,300円)100円=1ポイント、JALマイレージバンクへ移行可(レートは公式で確認)公式に記載なし(ANAは40,000マイル)経営者・個人事業主追加カード最大99枚など大所帯の経費集約
セゾンコバルト・ビジネス・アメックス無料0.25%(特定加盟店は4倍で1.0%)公式に記載なし個人事業主・フリーランス・経営者年会費ゼロで決済分を無駄なくマイルにしたい
JAL法人カード(普通/CLUB-A)2,200円/11,000円(使用者1名・1枚につき)ショッピングマイルなし(フライトマイル+10%/+25%)業歴5年以上・黒字決算の法人(団体・個人事業主含む)JAL便の搭乗が多い会社のフライト用

※2026年9月2日 編集部調べ。最新の条件は公式サイトで確認してください。還元率は「決済1,000円あたり何マイル相当か」で換算し、セゾンプラチナ・ビジネスはSAISON MILE CLUB登録時、ラグジュアリーカードは公式表記「100円=0.6/0.75/0.9マイル相当」、ダイナースはダイナースグローバルマイレージ参加時の値です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの公式サイトで最新条件を確認する

JCB Biz ONEの公式サイトで最新条件を確認する

ラグジュアリーカードの公式サイトで最新条件を確認する

JALに限らずANAマイルやマルチマイルも含めて検討したい方は、ANA・JALを問わずマイルが貯まる法人カード全体を比較した記事も参考にしてください。本記事はJALマイルに特化して深掘りします。

JAL法人カードとは?普通カード・CLUB-Aカードの年会費・特典・申込条件【公式情報で整理】

JAL法人カードは、株式会社JALカードが中小企業向けに発行する法人カードで、「普通カード」と「CLUB-Aカード」の2種類があります。国際ブランドはVisaとMastercardの2つで、提携先は三菱UFJニコスです。JAL・JCBカードの法人用は新規申込受付を停止中で、CLUB-Aゴールド・プラチナ・JALダイナースカード・JALカードSuica・JALアメックスなどの法人カードは存在しません。ここでは公式サイトとJALカードのよくある質問に散らばっている情報を、1つの表にまとめます。

2種類のスペック比較表(年会費・国際ブランド・搭乗ボーナス・保険・使用者カード)

項目普通カードCLUB-Aカード
年会費(使用者1名・カード1枚につき)2,200円(税込)11,000円(税込)
国際ブランドVisa/MastercardVisa/Mastercard
入会搭乗ボーナス1,000マイル5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス1,000マイル2,000マイル
フライトボーナスフライトマイルの10%プラスフライトマイルの25%プラス
ショッピングマイル積算されない(提携カード会社のポイントが貯まる)同左
旅行傷害保険最高1,000万円(自動付帯)最高5,000万円(自動付帯)
使用者カード8人目まで追加可(9人目以降は法人入会申込書)。全員同一種類同左
ETCカード年会費無料、新規発行手数料1枚につき1,100円(税込)同左
申込方法オンライン不可。書類申込のみ同左
申込条件原則日本国内に所在し、業歴5年以上で黒字決算の法人(団体・個人事業主を含む)同左
支払方法法人名義の指定口座から自動振替(締め日・支払日は公式サイトで確認)同左
発行までの目安申込書返送後、約6〜7週間同左
会員向けオンラインサービスMyJALCARD利用不可同左

※2026年9月2日 編集部調べ(JALカード公式「中小企業向け 法人カード」ページ、JALカードのよくあるご質問、JAL法人ソリューション・サービスサイト)。最新の条件は公式サイトで確認してください。利用限度額は公式ページに記載がなく、審査により個別に決まります。

年会費は「使用者1名・カード1枚につき」の金額です。使用者を5人登録すると、普通カードで年11,000円、CLUB-Aカードで年55,000円になります。使用者カードは本会員と同じ種類しか選べないため、「社長だけCLUB-A、社員は普通」という組み合わせはできません。

ETCカードは年会費無料ですが、新規発行手数料が1枚につき1,100円(税込)かかります。営業車が多くETCの枚数が必要な会社は、枚数分の初期費用を見込んでください。ETCの枚数が多い会社は法人ETCカードの発行手数料・年会費を比較した記事で、他社の発行手数料無料のカードと合わせて検討してください。

申込条件:業歴5年以上・黒字決算の法人(団体・個人事業主を含む)、Web申込不可で書類申込のみ

JALカード公式の法人カードページとよくあるご質問は、申込資格を「原則として日本国内に所在し、業歴5年以上で黒字決算の法人(団体・個人事業主を含む)」と記載しています。他社の法人カードの多くが「登記簿・決算書不要」で申し込めるのに対し、JAL法人カードは業歴と決算の条件が明文化されている点が最大の特徴です。

申込方法も特殊で、オンライン入会や資料請求のフォームはありません。JALカード ご入会専用ダイヤル(03-5460-5474、月〜土9:00〜17:00)に電話して入会申込書を請求し、記入して返送します。必要書類は申込書とあわせて案内されますが、法人カードの申込では一般に登記事項証明書などの法人確認書類と、取引担当者の本人確認書類が求められます(犯罪収益移転防止法の取引時確認)。

「業歴5年以上・黒字決算」は公式が示す申込条件であって、審査基準そのものは公表されていません。条件を満たしていれば必ず発行されるわけではなく、逆に条件に近い状況で個別に相談できる余地があるかも公式には示されていない点は押さえておいてください。

経費決済ではショッピングマイルが貯まらない:個人のJALカードとの決定的な違い

個人向けのJALカードは、買い物200円につき1マイルのショッピングマイルが貯まり、年会費4,950円の「ショッピングマイル・プレミアム」に加入すると100円につき1マイル(1%)になります。一方、法人カードは公式ページに「法人カードのご利用分は、提携カード会社のポイントとして自動的にたまります。JALカードショッピングマイルは積算されません」と明記されています。

では法人カードの決済分はどうなるかというと、公式サイトに「法人カードのご利用分は、提携カード会社のポイントとして自動的にたまります」とあるとおり、提携カード会社(三菱UFJニコス)のポイントとして貯まります。ポイントの名称や付与率、使い道は公式サイトで確認が必要ですが、いずれにしてもJALマイルではありません。つまりJAL法人カードで年間1,000万円を決済しても、JALマイルは0マイルです。他メディアで「JAL法人カードは還元率0.2%」のように紹介されることがありますが、公式の記載はショッピングマイル不積算であり、三菱UFJニコスのポイントをどう使うかは別の話になります。

この「経費でJALマイルが貯まらない」という一点が、JAL法人カード単体ではJALマイルを効率よく貯められない理由です。個人JALカードのショッピングマイル・プレミアム(1%)と同じ感覚で法人カードを作ると、期待とのギャップが最も大きくなります。なお、JALカードのよくあるご質問では、法人カードとは別に、JALダイナースカード(個人)の本会員が持てる「JALダイナース ビジネス・アカウントカード」であればショッピングマイルが貯まると案内されています。個人事業主向けの選択肢として、後述の代替ルートで解説します。

マイルは法人ではなく使用者個人のJMB口座に積算される(社内ルールの注意)

フライトマイルと搭乗ボーナスは、カード使用者ごとのJALマイレージバンク(JMB)口座に積算されます。公式FAQは「搭乗時のフライトマイルなどは、カード使用者のマイル口座へたまります」「マイルの共有、合算および譲渡はできません」と説明しています。会社のマイル口座というものは存在せず、社員Aの出張で貯まったマイルは社員Aのものになります。個人用JALカードをすでに持っている場合のマイル口座の扱いは、公式サイトで確認してください。

この仕組みは、後述する他社カードのポイント移行でも同じで、移行先はJMB口座(個人)です。経費で貯めたマイルを出張の特典航空券に充てるのか、個人の福利厚生として扱うのかは、一般に社内規程で決めておくのが望ましいとされています。税務上の扱いについては断定できないため、顧問税理士に確認してください。

JALオンラインなど法人向け出張サービスとの関係

JAL法人カードの公式ページには、法人向け国内出張手配サポートサービス「JALオンライン」の案内があります。JALオンラインは、JALグループ国内線の予約・購入・精算をオンラインで管理できる法人向けサービスで、出張の手配と精算を一元化したい会社向けの仕組みです。専用運賃の内容、導入費用の有無、精算方法の種類といった詳細は、JAL法人ソリューション・サービスサイトの「JALオンライン」ページで最新の案内を確認してください。

JALオンラインの精算に使えるカードはJAL法人カードに限りません。本記事で扱うカードでは、ダイナースクラブ ビジネスカードが公式ページでJALオンラインを付帯サービスとして掲載しています。それ以外のカードは、本記事の確認範囲では公式ページにJALオンラインの記載を確認できなかったため、利用可否は各カード会社とJALオンラインの窓口に確認してください。

JAL法人カード独自のサービスとしては「JALカード割引」があり、公式ページでは当日の予約・変更が可能でマイルが100%たまる運賃として案内されています。

空港ラウンジ・JGC・ライフステータスポイント(LSP)はどう扱われるか

Life Status ポイント(LSP)とJALグローバルクラブ(JGC)は、いずれも個人のJMB会員に紐づく制度です。JAL法人カードの決済分でショッピングマイルが積算されないことは公式に明記されていますが、LSPの積算条件や、JGC入会資格に法人カードがどう関係するかについては、本記事の確認範囲では法人カードのページで確定できませんでした。JALのLife Status ProgramおよびJGCの公式ページで最新の条件を確認してください。

空港ラウンジは法人カードの付帯サービスとして公式ページに記載がありません。JALのサクララウンジはJALグローバルクラブ会員などの搭乗者側の資格で利用するもので、法人カードを持つこと自体でラウンジが使えるわけではない点に注意してください。2026年9月2日時点で公式ページが法人カードのサービスとして挙げているのは、搭乗ボーナスマイル、カード付帯保険、ETC機能、JALカード割引、JALオンライン、提携カード会社のポイントです。フライトマイルと搭乗ボーナスは使用者ごとのJMB口座に積算されるため、搭乗実績は搭乗者本人に紐づきます。

JAL法人カードのデメリットまとめと向いている会社

公式情報を整理すると、JAL法人カードのデメリットは次の8点に集約できます。いずれも公式が明記している事実で、カードの欠陥ではなく「フライト用に設計されたカード」という性格の裏返しです。

  1. 経費決済でショッピングマイルが積算されない(三菱UFJニコスのポイントになる)
  2. 申込条件が業歴5年以上・黒字決算で、設立間もない会社は対象外
  3. オンライン申込ができず、電話で申込書を請求する書類申込のみ。発行まで約6〜7週間
  4. 年会費が使用者1名ごとにかかり、全員同一種類のカードになる
  5. MyJALCARD(会員専用オンラインサービス)が使えない
  6. マイルは使用者個人に貯まり、会社で合算・譲渡できない
  7. ETCカードは1枚ごとに新規発行手数料1,100円(税込)がかかる
  8. 空港ラウンジやプライオリティ・パスが法人カードの付帯サービスとして公式ページに記載されていない

それでもJAL法人カードが向いているのは、JAL便の搭乗が多い会社です。CLUB-Aカードならフライトマイルが25%上乗せされ、毎年初回搭乗で2,000マイル、入会後の初回搭乗で5,000マイルが加わります。搭乗が多いほど年会費11,000円を回収しやすく、JALオンラインと組み合わせれば出張手配の効率化にもつながります。

ANA便が中心の会社には、ANA JCB法人カード(一般2,475円/ワイド12,925円/ワイドゴールド20,900円)やANAコーポレートカード(三井住友カード発行、一般3,025円/ワイド13,475円/ワイドゴールド20,900円)があります。ANA JCB法人カードは搭乗ボーナスが一般・ワイド10%、ワイドゴールド25%で、ショッピング分のJ-POINTをANAマイルへ移行できる(一般・ワイドは移行手数料5,500円/年、ワイドゴールドは無料)点がJAL法人カードと異なります。ANAコーポレートカードはJAL法人カードと同様にショッピング分のマイル移行ができません。ANA派の方はANAマイルが貯まる法人カードの比較記事を参照してください。

JAL法人カードは書類申込のみのため、公式サイトから直接申し込むことはできません。カードの詳細と申込書の請求先は、JALカード公式「法人カード(カードの種類)」ページで確認できます。

JALマイルが貯まる法人カードの選び方5つの基準

法人カードでJALマイルを貯める方法は2つしかありません。1つはJAL便の搭乗でフライトマイルと搭乗ボーナスを受け取る方法(JAL法人カードの役割)、もう1つは経費決済で貯めたポイントをJALマイルへ交換する方法(決済用カードの役割)です。搭乗分はJMB会員なら誰でも貯まるため、カード選びで差がつくのは後者です。経費決済でJALマイルを貯める法人カードは、「ポイントが貯まる」だけでは比較できません。ポイントをJALマイルに換えたときの実質レート、年間の移行上限、移行に必要なプログラム年会費、自社が申し込めるか、出張手配との相性の5つを同じ物差しで見ると、後の7選の表が正しく読めます。

基準1:JALマイル還元率(ポイント→マイル交換レートで換算した実質率)

本記事の「JALマイル還元率」は、決済1,000円あたり何マイル相当になるかで統一しています。たとえばセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスはSAISON MILE CLUB登録で1,000円につき10マイルが直接積算され、さらに2,000円につき永久不滅ポイント1ポイント(200ポイント=500マイル)が貯まるため、1,000円あたり11.25マイル=1.125%です。ダイナースクラブ ビジネスカードは100円=1ポイント、2,500ポイント=1,000マイルなので、1,000円あたり4マイル=0.4%になります。

カード会社が示す「ポイント還元率1.0%」とJALマイル還元率は別物です。JCB Biz ONEのJ-POINT(200円=2ポイント、1.0%相当)やアメックスのメンバーシップ・リワード(100円=1ポイント)はJALマイルへ移行できますが、公式ページにJALへの交換レートの記載がなく、本記事では換算値を示していません。実際のレートは各社のポイント交換ページで確認してください。

基準2:年間移行上限と移行手数料・プログラム年会費(SAISON MILE CLUB等)

還元率が高いカードほど、移行上限やプログラム年会費が設定されています。セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのSAISON MILE CLUBは年会費5,500円(本会員のみ登録可、追加カード利用分も対象)で、移行上限は有効期間あたり150,000マイルです。上限に到達すると翌年のサービス年会費が無料になります。150,000マイルは決済額に換算すると約1,500万円で、それを超える分はSAISON MILE CLUBのマイル積算対象外になります(上限到達後のポイント扱いは公式サイトで確認してください)。

ダイナースクラブ ビジネスカードはダイナースグローバルマイレージの年間参加料6,600円が必要で、移行手数料は無料、JALマイルへの移行は上限なしです(ANAは年間40,000マイルまで)。ラグジュアリーカードはマイル移行の上限も手数料もなく、大口決済に向きます。アメックスはメンバーシップ・リワード・プラス(2年目以降3,300円)の登録有無で移行レートが変わる仕組みで、ANAコースは年間参加費5,500円・上限40,000マイルです。

基準3:年会費と付帯サービス(ラウンジ・旅行保険・出張手配)の費用対効果

年会費は「マイルを買うコスト」として捉えると比較しやすくなります。年会費33,000円+SAISON MILE CLUB 5,500円のセゾンプラチナ・ビジネスは、年間300万円決済で33,750マイル貯まるため、1マイルあたり約1.14円です。年会費無料のセゾンコバルト・ビジネスは1マイルあたり0円ですが、還元率は0.25%にとどまります。

一方で、年会費には付帯サービスの価値も含まれます。セゾンプラチナ・ビジネスはプライオリティ・パス(通常年会費469米ドルのプレステージプラン)が無料で、海外旅行傷害保険は最高1億円です。ラグジュアリーカードもプライオリティ・パスが回数制限なし、海外旅行傷害保険最高1.2億円が自動付帯します。空港ラウンジを重視する場合はプライオリティ・パス付き法人カードの比較記事も参考にしてください。

基準4:申込対象(設立年数・個人事業主可否・使用者カード枚数)

JAL法人カードの「業歴5年以上・黒字決算」に対し、他社の申込対象は大きく異なります。セゾンプラチナ・ビジネスとセゾンコバルト・ビジネスは「個人契約カード」で、公式FAQに「経営者・個人事業主・会社員の方いずれもお申し込み可能」とあり、登記簿・決算書は不要です。JCB Biz ONEは法人代表者または個人事業主(フリーランス・副業含む)が対象で、顔写真付き本人確認書類のみで即時入会できます。ラグジュアリーカードは公式に「1年目のスタートアップ企業も可、登記簿・決算書不要」、ダイナースクラブ ビジネスカードも決算書・登記簿の提出は不要です。

逆に三菱UFJカード ビジネスは「原則黒字決算の法人(個人事業主含む)」が対象で、JAL法人カードに近い条件です。使用者カードの枚数も、JCB Biz ONEは追加カード不可(ETCのみ1枚)、ラグジュアリーカードは最大4名、セゾン系は最大9枚、アメックス・ビジネス・ゴールドは最大99枚と幅があります。社員に持たせる枚数から逆算して選んでください。

基準5:JALオンライン対応と経費精算のしやすさ

JAL便の出張が多い会社では、決済用カードがJALオンラインの法人クレジットカード精算に使えるかどうかも判断材料です。本記事の確認範囲で、公式ページにJALオンラインを付帯サービスとして掲載しているのはダイナースクラブ ビジネスカードです。他のカードの対応可否は公式ページで確認できなかったため、契約前に各カード会社とJALオンラインの窓口に確認してください。

経費精算の面では、明細データの取り込みや会計ソフト連携のしやすさが日々の負担を左右します。三菱UFJカード ビジネスは1回払いのみで、利用可能枠も40〜80万円と小さいため、月間決済額が大きい会社には向きません。決済額が大きい場合は、事前入金で月間最大9,990万円まで決済できるラグジュアリーカードや、利用可能枠に一律の制限がないダイナースクラブ ビジネスカードが候補になります。

ここからは、経費決済のポイントをJALマイルに移行できる法人カード7枚を、同じ項目順で比較します。各社公式のポイントプログラム規約とマイル移行ページを2026年9月2日時点で確認し、JAL移行条件(レート・上限・手数料)と申込対象を揃えました。公式ページに記載のない項目は「記載なし」「公式で確認」と表記し、推測で埋めていません。

7枚の比較表(JALマイル移行条件マトリクス)

カード名年会費(税込)基本ポイント付与率ポイント→JALマイル交換レートJALマイル還元率(換算)年間移行上限
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス初年度無料、2年目以降33,000円永久不滅ポイント 1,000円=1ポイント(海外2倍)SAISON MILE CLUB: 1,000円=10マイル直接積算+2,000円=1ポイント、200ポイント=500マイル最大1.125%150,000マイル(有効期間あたり)
ラグジュアリーカード Titanium/Black/Gold55,000円/110,000円/220,000円1.0%/1.25%/1.5%(200円につき2〜3ポイント)公式表記「100円=0.6/0.75/0.9マイル相当」0.6%/0.75%/0.9%上限なし
JCB Biz ONE ゴールド5,500円(初年度無料、年100万円以上利用で翌年度無料)J-POINT 200円=2ポイント(常時2倍、1.0%相当)JALマイルへ移行可。レートは公式で確認換算不可(レート未記載)記載なし
ダイナースクラブ ビジネスカード33,000円100円=1ポイント(電力・ガス・水道・税金等は200円=1ポイント)2,500ポイント=1,000マイル0.4%上限なし(ANAは40,000マイル)
三菱UFJカード ビジネス1,375円(Visa・Mastercard両方は1,650円)グローバルポイント 1,000円=1ポイント(月10万円以上で20%加算)マイル移行の可否・レートは公式で確認換算不可(レート未記載)記載なし
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド49,500円メンバーシップ・リワード 100円=1ポイント(対象加盟店3ポイント)JALマイレージバンクへ移行可。レートは公式で確認換算不可(レート未記載)記載なし(ANAは40,000マイル)
セゾンコバルト・ビジネス・アメックス無料永久不滅ポイント 1,000円=1ポイント(特定加盟店4倍、海外2倍)200ポイント=500マイル(永久不滅ポイントの交換メニュー)0.25%(特定加盟店1.0%)記載なし

※2026年9月2日 編集部調べ。最新の条件は公式サイトで確認してください。

カード名移行手数料・プログラム年会費ポイント有効期限申込対象追加・使用者カードJALオンライン関連の公式記載
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスSAISON MILE CLUB 5,500円/年(上限到達で翌年無料)永久不滅ポイント(名称のとおり期限なし)個人事業主・経営者・会社員(個人契約、登記簿・決算書不要)3,300円・最大9枚(ETC最大5枚無料)記載なし
ラグジュアリーカード手数料無料記載なし経営者・個人事業主(20歳以上、登記簿・決算書不要)従業員用最大4名(ポイント合算可)記載なし
JCB Biz ONE ゴールド記載なし記載なし法人代表者・個人事業主(フリーランス・副業含む、20歳以上)追加カード不可(ETC1枚のみ)記載なし(各カード会社に確認)
ダイナースクラブ ビジネスカードダイナースグローバルマイレージ年間参加料6,600円、移行手数料無料有効期限なし法人・団体等の代表者・役員または個人事業主(決算書・登記簿不要)追加会員無料・4枚まで(3・4枚目は年5,500円の維持手数料)付帯サービスとしてJALオンラインを掲載
三菱UFJカード ビジネス記載なし記載なし原則黒字決算の法人(個人事業主含む)使用者ごとに年会費本記事の確認範囲では未確認(各カード会社に確認)
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドメンバーシップ・リワード・プラス 初年度無料、2年目以降3,300円メンバーシップ・リワード・プラス登録で無期限経営者・個人事業主付帯特典あり13,200円/付帯特典なし無料、最大99枚記載なし
セゾンコバルト・ビジネス・アメックスなし(SAISON MILE CLUBは登録不可)永久不滅ポイント(名称のとおり期限なし)個人事業主・フリーランス・経営者(登記簿・決算書不要)無料・最大9枚(ETC最大5枚)記載なし

※2026年9月2日 編集部調べ。最新の条件は公式サイトで確認してください。移行にかかる日数・最低交換単位は各社公式ページに明記がなく、本表では省略しています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス:JALマイル最大1.125%で還元率首位(年間上限あり)

経費決済でJALマイルを貯める法人向けカードとして、2026年9月2日時点で公式レートが最も高いのがセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。年会費は初年度無料、2年目以降33,000円(税込)。年会費5,500円のSAISON MILE CLUBに登録すると、ショッピング1,000円ごとに10マイルが自動でJMB口座に積算され、さらに2,000円ごとに永久不滅ポイント1ポイントが貯まります。永久不滅ポイントは200ポイント=500マイルでJALマイルに交換できるため、合計で最大1.125%です。

注意点は移行上限です。SAISON MILE CLUBのマイル積算は有効期間あたり150,000マイルまでで、決済額に直すと約1,500万円が天井です。上限に到達すると翌年のSAISON MILE CLUBサービス年会費が無料になります。SAISON MILE CLUBは本会員のみ登録できますが、追加カード利用分もマイル積算の対象です。

このカードは「個人契約カード」で、公式FAQに「ご名義・審査は個人様」「経営者・個人事業主・会社員の方いずれもお申し込み可能」とあります。代表者名を併記した法人口座を設定でき、決算書・登記簿は不要です。追加カードは年会費3,300円で最大9枚、ETCカードは最大5枚無料、発行は最短3営業日です。付帯サービスはプライオリティ・パス無料(通常年会費469米ドル、同伴者1人35米ドル)、国内空港ラウンジ無料、海外旅行傷害保険最高1億円・国内最高5,000万円、ショッピング安心保険年間最高300万円と、年会費33,000円の法人向けカードでは充実しています。

入会キャンペーンや初年度無料の条件については、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの入会キャンペーンと初年度無料条件をまとめた記事で詳しく解説しています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの公式サイトで最新条件を確認する

ラグジュアリーカード(Titanium/Black/Gold):移行上限なしで大口決済向け

ラグジュアリーカードは、個人カードと同一スペックの「法人決済用カード」を申込時に選択する方式です。年会費はTitanium 55,000円、Black 110,000円、Gold 220,000円(税込)。ポイント還元率は1.0%/1.25%/1.5%で、マイル移行は公式表記で「100円=0.6/0.75/0.9マイル相当」、JAL・ANA・ユナイテッドへ移行上限なし・手数料無料で交換できます。

JALマイル還元率0.9%(Gold)はセゾンプラチナ・ビジネスの1.125%に届きませんが、上限がない点が違います。年間決済額が約1,700万円を超えると、Goldの獲得マイル(0.9%)がセゾンプラチナ・ビジネスのSAISON MILE CLUB上限150,000マイルを上回る計算です(永久不滅ポイント分を除く)。事前入金で月間最大9,990万円まで決済できるため、仕入れや広告費など大口決済を1枚に集約する会社に向きます。

申込対象は20歳以上(学生不可)の経営者・個人事業主で、登記簿・決算書は不要、公式は「1年目のスタートアップ企業も可」としています。従業員用の追加カードは最大4名でポイント合算が可能、発行は最短5営業日です。プライオリティ・パスは海外空港ラウンジが回数制限なしで無料、海外旅行傷害保険は最高1.2億円が自動付帯します。納税額の3倍以上のショッピング利用があれば納税分もポイント全額還元(未達は半分)になる点も、法人決済ならではの特典です。ステータス性や特典面の比較はラグジュアリーカードなどプラチナ法人カードの特典比較記事を参照してください。

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JCB Biz ONE ゴールド:年会費実質無料で基本ポイント1.0%・個人事業主可

年会費と基本スペック

JCB Biz ONE ゴールドは、2024年9月にリリースされた個人事業主・フリーランス向けの法人カードです。年会費5,500円(税込)は初年度無料で、年間100万円以上の利用があれば翌年度も無料になります(集計対象から年会費・リボ分割手数料・キャッシング・電子マネーチャージ等は除く)。J-POINTが200円につき2ポイント(常時2倍、1.0%相当)で貯まり、公式は「貯まったポイントはANA・JALマイルへ移行可」としています。

JALマイルへの移行条件と注意点

公式の商品ページとカード基本情報にはJALマイルへの交換レート・最低交換単位・年間上限の記載がなく、本記事では換算還元率を示していません。JALマイルの獲得効率を見込む前に、JCBのポイント交換ページで最新レートを確認してください。基本ポイントが1.0%相当と高く、年会費が実質無料なので、レート次第では低コストでJALマイルを貯める候補になります。

申込対象は法人代表者または個人事業主(フリーランス・副業含む)で20歳以上。顔写真付き本人確認書類のみで即時入会でき、モバ即(個人名義口座限定、9:00〜20:00受付)なら最短5分でカード番号が発行されます。利用可能枠は50万〜500万円、ショッピングガードは海外・国内最高500万円、国内主要空港とホノルルのラウンジが使えます。一方で追加(使用者)カードは発行できず、ETCカードも1枚のみです。社員に持たせる前提の会社には向きません。新規入会キャンペーンは最大77,000円相当(2026年9月30日申込分まで)です。

年会費を1円もかけたくない場合は、同じJ-POINT 1.0%相当で年会費永年無料の「JCB Biz ONE 一般」(18歳以上、利用可能枠10万〜500万円)が選べます。ゴールドとの違いは、空港ラウンジとショッピングガード(最高500万円)が付かない点です。逆に社員用の使用者カードやETCカードを複数枚持たせたい会社は、Biz ONEではなく「JCB一般法人カード」(年会費1,375円・オンライン入会で初年度無料、使用者カード1枚1,375円、ETCカード複数枚無料、発行最短2週間)が対象になります。ただしポイント付与率は0.5%とBiz ONEの半分で、JALマイルへの交換レートは同様に公式で確認が必要です。

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ダイナースクラブ ビジネスカード:ポイント有効期限なしでゆっくり貯められる

ダイナースクラブ ビジネスカードは、年会費33,000円(税込、2026年4月10日以降の口座振替分から改定後の額)で、追加会員は4枚まで無料(3・4枚目は1枚あたり年間5,500円のカード維持手数料)です。ポイントは100円=1ポイントで有効期限がなく、電力・ガス・水道・税金などは200円=1ポイントになります。

JALマイルへの移行は「ダイナースグローバルマイレージ」(年間参加料6,600円、移行手数料無料)を通じて行い、レートは2,500ポイント=1,000マイル(0.4%)、JALは上限なしです。ANAは1,000ポイント=1,000マイル(1%)ながら年間40,000マイルの上限があり、JALだけ上限なしという点は他社と逆の設計です。2026年9月1日〜9月30日にはJAL移行10%ボーナスキャンペーンが公式に掲載されています。

申込対象は法人・団体等の代表者・役員または個人事業主で、決算書・登記簿の提出は不要です。利用可能枠に一律の制限がなく個別設定、海外・国内旅行傷害保険は基本会員最高1億円(利用条件付き)、ショッピング・リカバリーは年間500万円。公式ページに付帯サービスとしてJALオンラインが掲載されているほか、年会費無料のビジネス コンパニオンカード(Mastercard)も付きます。プライオリティ・パスの記載は公式ページになく、海外空港ラウンジは年10回まで無料です。新規入会キャンペーンとして初年度年会費無料、入会1年で300万円以上利用と公式アプリサインオンで次年度も無料(2026年11月1日申込まで)が掲載されています。

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三菱UFJカード ビジネス:年会費1,375円の法人与信型(マイル移行条件は公式で確認)

三菱UFJカード ビジネス(Visa/Mastercard)は、使用者1名あたり年会費1,375円(両ブランド発行は1,650円)の法人カードです。グローバルポイントが1,000円=1ポイントで貯まり、月10万円以上の利用で基本ポイントが20%加算される「グローバルPLUS」があります。グローバルポイントのマイルへの移行可否や交換レートは、本記事の確認範囲では公式商品ページで確定できなかったため、三菱UFJニコスのポイント交換ページで確認してください。

そのため本記事では換算還元率を示していません。申込対象は「原則黒字決算の法人(個人事業主含む)」で、JAL法人カードと同じ三菱UFJニコスの法人与信型カードです。利用可能枠は40〜80万円の合算枠、支払いは1回払いのみ、ETCカードは新規発行手数料1,100円がかかります。決済額が月数十万円までで、低コストの法人与信型カードを持ちたい会社向けの選択肢です。

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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド:追加カード最大99枚と旅行保険1億円

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの年会費は49,500円(税込)です。メンバーシップ・リワードが100円=1ポイントで貯まり、対象加盟店では登録のうえ100円=3ポイントになります。メンバーシップ・リワード・プラス(初年度無料、2年目以降年間参加費3,300円)に登録するとポイント有効期限が無期限になり、移行・交換レートが上がる仕組みです。

公式のマイル移行ページでは、提携航空会社のひとつとしてJALマイレージバンクが掲載されていますが、JALへの交換レート・年間上限は同ページに記載がなく、本記事では換算していません。参考までにANAマイルは、メンバーシップ・リワードANAコース(年間参加費5,500円)が必要で、年間上限40,000マイル(メンバーシップ・リワード・プラス未登録なら80,000ポイント=40,000マイル、登録済みなら40,000ポイント=40,000マイル)です。JALへ移行する場合も、レートと上限を公式で確認したうえで決済額を配分してください。

追加カードは「付帯特典あり」13,200円と「付帯特典なし」無料(判定期間内に利用がない場合は管理手数料3,300円)の2種類で、合計最大99枚まで発行できます。旅行傷害保険は最高1億円で、メタル製カードです。グリーン(13,200円)・プラチナ(165,000円)を含めたラインアップの違いはアメックス法人カードのグリーン・ゴールド・プラチナの違いを解説した記事で確認してください。

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セゾンコバルト・ビジネス・アメックス:年会費無料でJALマイルへ交換できる

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費無料で追加カードも無料(最大9枚)、ETCカードは最大5枚まで発行できる個人契約型のビジネスカードです。永久不滅ポイントが1,000円=1ポイントで貯まり、ヤフービジネスサービス・クラウドワークス・AWSなどの特定加盟店では4倍(最大2%相当)、海外利用は2倍になります。

JALマイルへは永久不滅ポイントの交換メニュー(セゾン公式の表記で200ポイント=500マイル)で移行でき、換算すると1,000円あたり2.5マイル=0.25%、特定加盟店なら1.0%です。交換メニューの対象カードとレートは申込前に公式サイトで確認してください。セゾンプラチナ・ビジネスと違いSAISON MILE CLUBには登録できないため、1,000円=10マイルの直接積算はありません。還元率は低めですが年会費がゼロなので、決済額が小さい個人事業主や設立直後の会社が「マイルを1マイルも無駄にしない」ために持つ1枚として合理的です。

申込対象は個人事業主またはフリーランス、経営者(高校生除く)で、登記簿謄本・決算書は不要。旅行傷害保険・ショッピング保険・空港ラウンジは付帯しません。ETCカードは入会月から翌年入会月前月末までに利用がないと2,200円のサービス手数料がかかる点だけ注意してください。発行は最短3営業日です。

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年間決済額別シミュレーション:100万・300万・500万・1,000万円でJALマイルはいくら貯まる?

還元率だけを見ると「セゾンプラチナ・ビジネスが最も貯まる」で話が終わりますが、実際の判断には年会費と移行上限が絡みます。ここでは公式レートが確定している6枚(セゾンプラチナ・ビジネス、ラグジュアリーカード3種、ダイナースクラブ ビジネス、セゾンコバルト・ビジネス)について、年間決済額100万・300万・500万・1,000万円で貯まるJALマイルを編集部が計算しました。JCB Biz ONE・三菱UFJカード ビジネス・アメックスは公式ページにJAL交換レートの記載がないため、試算対象から外しています。

決済額別の獲得マイル表(移行上限を反映)

計算式は「決済額×JALマイル還元率」で、移行上限に到達した後は加算を止めています。セゾンプラチナ・ビジネスは1,000円=10マイル(SAISON MILE CLUB、上限150,000マイル)+2,000円=1永久不滅ポイント(200ポイント=500マイル)の合算、ダイナースは100円=1ポイント・2,500ポイント=1,000マイル、セゾンコバルトは1,000円=1ポイント・200ポイント=500マイルで計算しています。すべて通常加盟店での決済とし、税金・公共料金など付与率が下がる決済は含めていません。

カード名100万円300万円500万円1,000万円上限到達する決済額
セゾンプラチナ・ビジネス(SAISON MILE CLUB登録)11,250マイル33,750マイル56,250マイル112,500マイル約1,500万円(SAISON MILE CLUB分150,000マイル)
ラグジュアリーカード Titanium(0.6%)6,000マイル18,000マイル30,000マイル60,000マイル上限なし
ラグジュアリーカード Black(0.75%)7,500マイル22,500マイル37,500マイル75,000マイル上限なし
ラグジュアリーカード Gold(0.9%)9,000マイル27,000マイル45,000マイル90,000マイル上限なし
ダイナースクラブ ビジネス(0.4%)4,000マイル12,000マイル20,000マイル40,000マイル上限なし
セゾンコバルト・ビジネス(0.25%)2,500マイル7,500マイル12,500マイル25,000マイル公式に記載なし

※2026年9月2日 編集部調べ(各社公式レートから編集部が計算)。最新の条件は公式サイトで確認してください。

年間1,000万円までの決済額では、どの水準でもセゾンプラチナ・ビジネスが最も多く貯まります。上限150,000マイルに達するのは決済額約1,500万円で、ラグジュアリーカード Goldの0.9%がこれを上回るのは年間決済がおおむね1,700万円を超えてからです。多くの中小企業ではセゾンプラチナ・ビジネスの上限に届かないため、「上限があるから不利」という心配は決済額1,500万円未満なら不要です。

年会費・移行手数料を差し引いた実質1マイルあたりコスト

次に、年会費とマイル移行に必要なプログラム年会費を「マイルを得るためのコスト」として、獲得マイル数で割った実質単価を出しました。あわせて、1マイルを2円と仮定した場合の純リターン(マイル価値−年間コスト)も示します。1マイル=2円は特典航空券の使い方で上下する仮定値であり、公式が保証する価値ではありません。一般に、国際線の上位クラス特典航空券に使うほど1マイルあたりの価値は高くなり、商品交換や利用代金への充当では低くなる傾向があります。自社の使い道に合わせて単価を置き換えて読んでください。

カード名年会費+移行プログラム年会費(年)300万円決済時の1マイル単価1,000万円決済時の1マイル単価300万円決済の純リターン(1マイル=2円)1,000万円決済の純リターン(1マイル=2円)
セゾンプラチナ・ビジネス38,500円(33,000円+SAISON MILE CLUB 5,500円。初年度は5,500円)約1.14円約0.34円+29,000円+186,500円
ラグジュアリーカード Titanium55,000円約3.06円約0.92円−19,000円+65,000円
ラグジュアリーカード Black110,000円約4.89円約1.47円−65,000円+40,000円
ラグジュアリーカード Gold220,000円約8.15円約2.44円−166,000円−40,000円
ダイナースクラブ ビジネス39,600円(33,000円+ダイナースグローバルマイレージ 6,600円)約3.30円約0.99円−15,600円+40,400円
セゾンコバルト・ビジネス0円0円0円+15,000円+50,000円

※2026年9月2日 編集部調べ(各社公式の年会費・レートから編集部が計算)。最新の条件は公式サイトで確認してください。ラグジュアリーカード・セゾンプラチナ・ビジネス・ダイナースの年会費にはプライオリティ・パスや旅行保険などマイル以外の価値が含まれるため、マイル単価だけで優劣を決めないでください。

この表から読み取れるのは3点です。第一に、年間決済300万円以上なら、セゾンプラチナ・ビジネスは年会費と移行プログラム年会費を払ってもマイル価値が上回ります(初年度は年会費無料のためコストは5,500円だけです)。第二に、ラグジュアリーカードはマイル単価では割高で、年会費はプライオリティ・パスやコンシェルジュ、1.0〜1.5%のキャッシュバックと合わせて評価すべきカードです。Goldで年間1,000万円を決済した場合、マイル移行せずにキャッシュバックを選べば150,000円相当になるため、マイルにするかどうかは1マイルの価値をどう見るかで変わります。第三に、決済額が年100万円前後なら年会費のかからないセゾンコバルト・ビジネスが最も損をしにくい選択です。

貯めたマイルでJAL特典航空券に何往復乗れるか

貯めたマイルの主な使い道はJAL特典航空券です。必要マイル数は路線・日程・空席状況によって変わり、制度も改定されるため、本記事では路線別の必要マイル数表は掲載していません。JAL Webサイトの特典航空券ページで、利用したい区間と日程の必要マイル数を確認してください。

目安の考え方としては、年間の獲得マイル(例: セゾンプラチナ・ビジネスで年間300万円決済なら33,750マイル)を、公式ページで確認した往復の必要マイル数で割れば、何往復分に相当するかが分かります。繁忙期や長距離路線は必要マイルが増えるため、余裕を持って見積もってください。JALマイルには有効期限があるため、貯めたマイルは期限内に使う計画も必要です(期限はJAL公式「マイルの有効期限」ページで確認してください)。

年間決済300万円以上ならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの公式サイトで最新条件を確認する

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出張頻度×経費額で決める最適な組み合わせ(JAL法人カード+高還元カードの2枚持ち)

ここまでの情報を「自社はどうすればよいか」に落とし込みます。JAL法人カードはフライトマイルと搭乗ボーナスを、決済用カードは経費のポイント移行を担当するため、JAL便の搭乗頻度と年間の経費決済額の2軸で組み合わせが決まります。

出張頻度と年間決済額で選ぶJALマイル法人カードの組み合わせマトリクス

組み合わせマトリクス(搭乗頻度3区分×決済額3区分)

JAL搭乗頻度\年間経費決済額〜300万円300万〜1,000万円1,000万円超
年6回以下フライト用: なし(または普通カード)/決済用: セゾンコバルト・ビジネス、第2候補 JCB Biz ONE ゴールドフライト用: 普通カード/決済用: セゾンプラチナ・ビジネスフライト用: 普通カード/決済用: セゾンプラチナ・ビジネス(1,500万円超はラグジュアリーカードを併用)
月1〜2回フライト用: 普通カード/決済用: セゾンコバルト・ビジネス、第2候補 ダイナースクラブ ビジネス(JALオンライン利用時)フライト用: CLUB-Aカード/決済用: セゾンプラチナ・ビジネスフライト用: CLUB-Aカード/決済用: セゾンプラチナ・ビジネス(上限超はラグジュアリーカード)
週1回以上フライト用: CLUB-Aカード/決済用: セゾンプラチナ・ビジネス(初年度無料で試す)フライト用: CLUB-Aカード/決済用: セゾンプラチナ・ビジネスフライト用: CLUB-Aカード/決済用: ラグジュアリーカード Gold、第2候補 セゾンプラチナ・ビジネス

※2026年9月2日 編集部調べ(JAL法人カードの搭乗ボーナスと各社公式レートから編集部が設計)。JAL法人カードは業歴5年以上・黒字決算の法人が対象のため、条件を満たさない場合は次章の代替ルートを参照してください。最新の条件は公式サイトで確認してください。

組み合わせごとの年会費合計(使用者1名の場合)は次のとおりです。CLUB-Aカード11,000円+セゾンプラチナ・ビジネス33,000円+SAISON MILE CLUB 5,500円=49,500円(セゾンの初年度は年会費無料のため初年度16,500円)。普通カード2,200円+セゾンコバルト・ビジネス0円=2,200円。CLUB-Aカード11,000円+ラグジュアリーカード Gold 220,000円=231,000円。JAL法人カードは使用者ごとに年会費がかかるため、搭乗者が5人ならCLUB-Aカード分は55,000円になります。

普通カードとCLUB-Aカードの選び分けは、年会費差8,800円(使用者1名)をCLUB-Aの上乗せ分で回収できるかで判断します。CLUB-Aの上乗せは、毎年初回搭乗ボーナスの差1,000マイル(2,000−1,000)と、フライトマイルに対する加算率の差15%(25%−10%)です。1マイル=2円と仮定すると8,800円は4,400マイルに相当し、初回搭乗ボーナスの差1,000マイルを引いた3,400マイルを15%の差で稼ぐには、年間のフライトマイル(ボーナスを除く基本分)が約22,700マイル必要です。搭乗回数や区間によって変わるため、前年の搭乗実績からフライトマイルを見積もって判断してください。入会後の初回搭乗ボーナス(5,000マイルと1,000マイルの差4,000マイル)は初年度だけ効くため、初年度はCLUB-Aが有利に出やすい点も考慮に入れると判断しやすくなります。

2枚持ちの運用フロー(搭乗はJAL法人カードで予約・経費は決済用カードに集約)

2枚持ちの運用は次の4ステップに整理できます。

  1. 航空券はJAL法人カードの使用者名義で予約・搭乗する。フライトマイルと搭乗ボーナスは使用者個人のJMB口座に積算されます。JALオンラインを契約している場合は、法人クレジットカード精算タイプに登録するカードをJAL法人カードにするか、JALオンライン対応の決済用カードにするかを決めておきます。
  2. 航空券以外の経費(広告費・仕入れ・通信費・備品など)は決済用カードに集約する。セゾンプラチナ・ビジネスならSAISON MILE CLUB登録で1,000円ごとに10マイルが自動積算されるため、移行手続きは永久不滅ポイント分だけで済みます。
  3. ポイントは定期的にJALマイルへ移行する。ダイナースやラグジュアリーカードのように移行手続きが必要なカードは、四半期ごとなど移行のタイミングを決めておくと有効期限管理が楽になります。
  4. マイルの使い道と帰属ルールを社内で決める。JAL法人カードの搭乗マイルは搭乗者本人、決済用カードのマイルは移行先に指定した本会員(多くは代表者)のJMB口座に貯まります。出張の特典航空券に充てるのか、個人の福利厚生とするのかを規程化しておきます。

航空券の代金自体をどちらのカードで払うかも決めておきましょう。JAL法人カードで払ってもショッピングマイルは貯まらないため、航空券代を決済用カードで払えばその分のマイルも得られます。ただしJALカード割引(当日の予約・変更が可能でマイルが100%たまる運賃)はJAL法人カードの特典なので、適用条件は公式ページで確認してください。

JAL法人カードを持たなくてよいケース

次のいずれかに当てはまる会社は、JAL法人カードを持たずに決済用カード1枚で始めて問題ありません。

  • JAL便の搭乗が年に数回で、搭乗ボーナス(普通カードで年1,000マイル+フライトマイルの10%)が年会費2,200円を超えない
  • 設立から5年未満、直近が赤字決算、または個人事業主で、公式の申込条件を満たさない
  • 発行まで約6〜7週間待てず、すぐに法人カードが必要
  • 搭乗者が多く、使用者ごとの年会費(CLUB-Aなら1人11,000円)が搭乗ボーナスに見合わない

この場合でも、搭乗者本人がJMB会員であれば通常のフライトマイルは貯まります。搭乗ボーナスを上乗せしたい社員が個人でJALカードを持つという選択もあり、その場合の年会費は個人負担か会社負担かを含めて社内で整理してください。

業歴5年未満・個人事業主・赤字決算でもJALマイルを貯める代替ルート

JAL法人カードの申込条件は「原則として日本国内に所在し、業歴5年以上で黒字決算の法人(団体・個人事業主を含む)」です。個人事業主も対象に含まれますが、業歴5年以上・黒字決算という条件は同じです。この条件に当てはまらない場合でも、JALマイルを貯める方法は複数あります。

個人事業主:JALダイナース ビジネス・アカウントカードと個人JALカードの事業利用

JALカードの公式FAQは、法人カードではショッピングマイルが積算されない一方で、「JALダイナース ビジネス・アカウントカード」ではショッピングマイルが貯まると案内しています。これはJALダイナースカード(個人カード)の本会員が追加して持つ経費決済用のカードです。年会費・手数料の有無と金額、ショッピングマイルの積算率、支払口座を法人名義にできるかどうか、資料請求の手順は改定されることがあるため、JALカードのよくあるご質問「JALダイナース ビジネス・アカウントカードとは?」で最新の条件を確認してください。未会員の方は先にJALダイナースカード本体を申し込む必要があります。

もうひとつは、個人向けJALカードを事業用の決済に使う方法です。個人JALカードは200円につき1マイル、年会費4,950円のショッピングマイル・プレミアムに加入すると100円につき1マイル(1%)が貯まり、貯まったマイルは自分のJMB口座に入ります。ただし個人カードを事業利用する場合、経費と私用の明細が混ざりやすく、カード会社の規約上の扱いも各社で異なるため、会計処理の観点からは事業用のビジネスカードを分けて持つ方が管理しやすくなります。個人事業主向けカード全体の比較は個人事業主向けクレジットカードの比較記事を参照してください。

設立5年未満・赤字決算の法人:申込対象が広い高還元カード(JCB Biz ONE・セゾン系)

設立5年未満や直近が赤字決算の法人は、業歴・決算を申込条件にしていないカードから選びます。公式の申込対象の表記を並べると次のとおりです。

  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス/セゾンコバルト・ビジネス・アメックス:個人契約カードで「経営者・個人事業主・会社員の方いずれもお申し込み可能」。登記簿謄本・決算書不要
  • JCB Biz ONE(一般/ゴールド):法人代表者または個人事業主(フリーランス・副業含む)。顔写真付き本人確認書類のみで即時入会(法人本人確認書類不要)
  • ラグジュアリーカード:経営者・個人事業主向け、「1年目のスタートアップ企業も可」、登記簿・決算書不要
  • ダイナースクラブ ビジネスカード:法人・団体等の代表者・役員または個人事業主。決算書・登記簿の提出不要
  • 三菱UFJカード ビジネス:原則黒字決算の法人(個人事業主含む)。赤字決算の会社には向かない

審査基準はどの会社も非公開のため、申込対象に該当しても発行が保証されるわけではありません。ただし「登記簿・決算書不要」のカードは申込時点で業歴や決算の書類提出を求めないため、設立直後の会社でも申込自体は可能です。設立1年未満の会社向けの選び方は設立1年未満でも申し込める法人カードの記事で詳しく扱っています。

申込条件で選ぶフローチャート

分岐条件該当する場合の推奨カード根拠(公式の申込対象表記)
業歴5年以上・黒字決算の法人で、JAL便の搭乗が月1回以上あるJAL法人カード(CLUB-A)+セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスJALカード公式FAQ「業歴5年以上で黒字決算の法人(団体・個人事業主を含む)」/セゾン「経営者・個人事業主・会社員可」
業歴5年以上・黒字決算の法人だが、搭乗は年数回セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(決済額300万円未満ならセゾンコバルト・ビジネス)同上
設立5年未満または赤字決算の法人セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス/ラグジュアリーカード/JCB Biz ONE ゴールドセゾン「登記簿・決算書不要」/ラグジュアリーカード「1年目のスタートアップ企業も可」/JCB Biz ONE「法人本人確認書類不要」
個人事業主・フリーランスJCB Biz ONE ゴールド/セゾンコバルト・ビジネス・アメックス(JALダイナースカード保有者はビジネス・アカウントカード)JCB Biz ONE「法人代表者または個人事業主(フリーランス・副業含む)」/セゾンコバルト「個人事業主またはフリーランス、経営者」
社員に使用者カードを多数配布したいアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド(最大99枚)/セゾン系(最大9枚)/JAL法人カード(8人目まで)各社公式の追加カード枚数
年間決済1,500万円超で移行上限を気にしたくないラグジュアリーカード(上限なし・手数料無料)ラグジュアリーカード公式「移行上限なし、手数料無料」

※2026年9月2日 編集部調べ(各社公式の申込対象表記から編集部が作成)。最新の条件は公式サイトで確認してください。

設立間もない法人・個人事業主はJCB Biz ONEの公式サイトで最新条件を確認する

年会費無料で始めるならセゾンコバルト・ビジネス・アメックスの公式サイトで最新条件を確認する

法人カードでJALマイルを貯めるときの注意点

カードを選んだあとに差がつくのは運用です。移行の条件、還元率が下がる決済、マイルの有効期限、経費で貯めたマイルの帰属の4点を押さえておくと、「貯めたはずのマイルが少ない」「失効していた」という失敗を防げます。

移行上限・移行手数料・移行にかかる日数

移行上限と手数料は本記事の比較表のとおりで、セゾンプラチナ・ビジネスは有効期間あたり150,000マイル、ダイナースはJALが上限なし(ANAは年間40,000マイル)、ラグジュアリーカードは上限なし・手数料無料です。プログラム年会費はSAISON MILE CLUBが5,500円、ダイナースグローバルマイレージが6,600円、アメックスのメンバーシップ・リワード・プラスが2年目以降3,300円です。年会費が発生するプログラムは、年間の決済額から得られるマイルが年会費を上回るかを先に確認してください。

移行にかかる日数は、各社の公式商品ページに明記がなく、本記事では確定値を示していません。出張で特典航空券を使う予定がある場合は、移行完了までの期間を各社のポイント交換ページで確認し、余裕を持って手続きしてください。

還元率が下がる決済(税金・公共料金・電子マネーチャージ等)

公式で付与率が下がる、または集計対象外と明記されている決済があります。ダイナースクラブ ビジネスカードは電力・ガス・水道・税金などが200円=1ポイント(通常の半分)です。JCB Biz ONE ゴールドの年会費無料条件(年間100万円)の集計では、年会費・リボ分割手数料・キャッシング・電子マネーチャージ等が対象外です。三井住友カード系の年会費優遇条件でも、年会費・ETC年会費・電子マネーチャージ・国民年金保険料などは集計対象外と明記されています。

法人税や消費税などの納税をカードで払う会社は、ポイント付与率が下がるカードで納税すると期待したマイルが貯まりません。ラグジュアリーカードは納税額の3倍以上のショッピング利用があれば納税分もポイント全額還元(未達は半分)と公式に記載しており、納税額が大きい会社では判断材料になります。各カードの付与対象外の一覧は公式のポイント規約で確認してください。

JALマイルの有効期限と失効を防ぐ方法

JALマイルには有効期限があります(期間の数え方はJAL公式「マイルの有効期限」ページで確認してください)。カードのポイントに有効期限がなくても(永久不滅ポイント、ダイナースのポイント、メンバーシップ・リワード・プラス登録時のアメックスポイント)、JALマイルに移行した時点からマイル側の有効期限のカウントが始まります。

失効を防ぐには、ポイントを貯めたまま保管し、特典航空券を使う直前にまとめて移行する方法が有効です。特にダイナースクラブ ビジネスカードはポイントに有効期限がなく、JAL移行の上限もないため、この運用に向いています。セゾンプラチナ・ビジネスはSAISON MILE CLUBで毎月自動的にマイル積算されるため、有効期限別マイルをJALマイレージバンクで定期的に確認してください。JGC会員やJAL Life Status Programの上位ステイタスによる有効期限の扱いは、JALマイレージバンクの公式ページで確認することをおすすめします。

経費で貯めたマイルの帰属と社内規程・税務の考え方

JAL法人カードのフライトマイルは使用者個人、決済用カードのポイントから移行したマイルは本会員(多くは代表者)個人のJMB口座に貯まり、法人名義のマイル口座は存在しません。JALカード公式FAQもマイルの共有・合算・譲渡はできないとしています。

経費で貯まったマイルを誰がどう使うかは、一般に社内規程で定めておくことが望ましいとされています。出張の特典航空券に充てて経費を削減する運用と、個人の福利厚生として認める運用のどちらにも合理性がありますが、税務上の扱いは状況によって異なるため、本記事では断定しません。年会費の損金算入についても、アメックスやラグジュアリーカードの公式は「年会費は経費にできる場合があります。詳しくは税理士等にご確認ください」という表現にとどめています。顧問税理士に確認したうえで規程化してください。

申し込みから発行までの流れと必要書類(JAL法人カード/他社法人カード)

JAL法人カードと他社の法人カードでは、申込の手順と所要期間が大きく異なります。両方を申し込む場合は、発行に時間がかかるJAL法人カードを先に動かしてください。

JAL法人カード:申込書の請求(コンタクトセンター)→書類申込→発行までの目安

  1. JALカード ご入会専用ダイヤルに電話して入会申込書を請求する。公式ページの案内は03-5460-5474(月〜土9:00〜17:00)です。オンライン入会はできません。
  2. 申込書に記入し、必要書類を添えて返送する。必要書類は申込書請求時の案内に従います。一般に法人は登記事項証明書などの法人確認書類と取引担当者の本人確認書類が必要で、本人確認は犯罪収益移転防止法に基づく取引時確認として、法人の場合は事業内容や実質的支配者の確認も行われます。使用者は8人目まで申込書で追加でき、9人目以降は法人入会申込書を使います。
  3. 審査を経て発行。公式ページの目安はカード発送まで約6〜7週間です。決済は法人名義の指定口座からの自動振替になります(締め日・支払日は公式サイトで確認してください)。

他社法人カード:Web申込→本人確認→発行までの目安

本記事で比較した7枚はいずれもWebから申し込めます。発行までの公式目安は、セゾンプラチナ・ビジネスが最短3営業日、セゾンコバルト・ビジネスが最短3営業日、ラグジュアリーカードが最短5営業日、JCB Biz ONEはモバ即(個人名義口座限定)で最短5分のカード番号発行・通常入会は約1週間です。ダイナースクラブ ビジネスカード、三菱UFJカード ビジネス、アメックスは公式ページに発行日数の明記がありません。

必要書類は、セゾン系・ラグジュアリーカード・ダイナースが登記簿謄本・決算書不要、JCB Biz ONEの即時入会は顔写真付き本人確認書類のみです。いずれも犯罪収益移転防止法に基づく本人確認があり、スマホで本人確認書類と顔を撮影して完結する方式や、カードを転送不要郵便で受け取る方式が使われます。SAISON MILE CLUBやダイナースグローバルマイレージなどのマイル移行プログラムは、カード発行後に別途登録が必要なので、カードが届いたら最初に手続きしてください。

JAL法人カードに関するよくある質問

JALの法人カードでJALマイルは貯まる?

搭乗によるフライトマイルと搭乗ボーナスマイルは貯まりますが、経費決済によるショッピングマイルは貯まりません。公式サイトに「法人カードのご利用分は、提携カード会社のポイントとして自動的にたまります。JALカードショッピングマイルは積算されません」と明記されており、決済分は提携カード会社(三菱UFJニコス)のポイントとして貯まります。経費決済でJALマイルを貯めたい場合は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(最大1.125%)などポイントをJALマイルへ移行できる法人カードを併用してください。

JAL法人カードのデメリットは?

公式情報から整理すると、経費決済でショッピングマイルが積算されないこと、申込条件が業歴5年以上・黒字決算の法人であること、オンライン申込ができず書類申込のみで発行まで約6〜7週間かかること、年会費が使用者1名ごとにかかり全員同一種類のカードになること、MyJALCARDが使えないこと、マイルが使用者個人に貯まり合算・譲渡できないこと、ETCカードに1枚1,100円の新規発行手数料がかかること、空港ラウンジが付帯サービスとして公式ページに記載されていないことの8点です。いずれもフライト用カードとしての設計によるもので、搭乗が多い会社ではCLUB-Aカードの搭乗ボーナス(フライトマイル+25%)で十分に価値が出ます。

個人事業主でもJAL法人カードは作れる?

公式FAQの申込条件は「原則として日本国内に所在し、業歴5年以上で黒字決算の法人(団体・個人事業主を含む)」で、個人事業主も対象に含まれています。ただし業歴5年以上・黒字決算という条件は法人と同じです。条件を満たさない個人事業主は、JALダイナースカード保有者向けのビジネス・アカウントカード(ショッピングマイルが貯まる)や、JCB Biz ONE・セゾンコバルト・ビジネスなど個人事業主が申し込めるカードを検討してください。

JAL法人カードの国際ブランドはJCBを選べる?

2026年9月2日時点では選べません。公式サイトによると、新規申込の対象は「JAL・Visaカード」「JAL・Mastercard」の普通カードとCLUB-Aカードのみで、JAL・JCBカードの法人用は新規申込受付を停止しています。CLUB-Aゴールド・プラチナ・JALダイナースカード・JALカードSuica・JALアメックスなどの法人カードも存在しません。個人向けJALカードの「JCBとVisaのどちらがよいか」という比較は、法人カードには当てはまらないと考えてください。

JALオンラインで法人契約をするメリットは?

JALオンラインは、JALグループ国内線の予約・購入・精算をオンラインで管理できる法人向けの出張手配サービスで、出張の手配と精算を一元化できる点がメリットです。専用運賃の内容や導入費用、精算方法の種類、法人カード決済に使えるカードは、JAL法人ソリューション・サービスサイトの「JALオンライン」ページで最新の案内を確認してください。本記事で扱うカードでは、ダイナースクラブ ビジネスカードが公式ページでJALオンラインを付帯サービスとして掲載しています。

JALマイルを貯めるならJALカードとセゾンプラチナ・ビジネスのどちらが得?

経費決済でマイルを貯める目的なら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスが得です。JAL法人カードは経費決済でJALマイルが貯まらない一方、セゾンプラチナ・ビジネスはSAISON MILE CLUB登録で最大1.125%、年間300万円の決済で33,750マイル貯まります。逆にJAL便の搭乗が多い場合、搭乗ボーナス(CLUB-Aでフライトマイル+25%、毎年初回搭乗2,000マイル)はJAL法人カードでしか得られません。どちらか一方ではなく、搭乗はJAL法人カード、経費決済はセゾンプラチナ・ビジネスという2枚持ちが、JALマイルを最も多く貯める組み合わせです。

JALマイルにこだわらず法人カード全体から選びたい方は、法人カード全体のおすすめランキング記事も参考にしてください。

まとめ:JAL法人カードは「搭乗用」、JALマイルは「決済用カード」で貯める

  • JAL法人カード(普通2,200円/CLUB-A 11,000円)は経費決済でJALマイルが貯まらない。価値は搭乗ボーナス(フライトマイル+10%/+25%、毎年初回搭乗1,000/2,000マイル、入会搭乗1,000/5,000マイル)とJALオンラインとの連携にある
  • 申込条件は業歴5年以上・黒字決算の法人(団体・個人事業主を含む)。オンライン申込不可で、ご入会専用ダイヤルに申込書を請求し、発行まで約6〜7週間
  • 経費決済のJALマイル還元率は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(SAISON MILE CLUB登録で最大1.125%、上限150,000マイル)が首位。年間1,000万円までの決済ではどの水準でも最も多く貯まる
  • 年間決済がおおむね1,700万円を超えるなら、上限のないラグジュアリーカード Gold(0.9%)が獲得マイルで上回る。決済額100万円前後なら年会費無料のセゾンコバルト・ビジネス(0.25%)が損をしにくい
  • マイルはカード使用者・本会員個人のJMB口座に貯まり、有効期限がある。帰属と使い道は社内規程で決め、税務は税理士に確認する

次の行動としては、まず前年の経費決済額とJAL便の搭乗回数を確認し、本記事の組み合わせマトリクスで自社の位置を決めてください。決済用カードは初年度年会費無料のセゾンプラチナ・ビジネスから始めれば、SAISON MILE CLUBの5,500円だけで1年間の実績を見られます。JAL法人カードは条件を満たす会社だけが対象で発行に時間がかかるため、必要ならご入会専用ダイヤルへの申込書請求を先に済ませておくとスムーズです。

この記事の情報源

SEIMEIメディア編集部が2026年9月2日時点で確認した公式一次情報です。

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