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三井住友の法人カードはどれがいい?種類・特徴・審査までまるっと解説!

法人カードを作ろうと三井住友カードのサイトを開くと、名前のよく似た商品がいくつも並んでいて、どれが自社向けなのか判断できません。

ビジネスオーナーズとビジネスカード for Owners、ビジネスカードとコーポレートカードは、いずれも「法人向け」と説明されているため、違いが見えにくくなっています。

選ぶ基準は2つだけで、カードを申し込む名義が個人か法人かという点と、カードを使う人数が何名かという点です。

この2つの軸を押さえたうえで、4種類の特徴からデメリット、申し込みと審査、発行後の管理までを順に確認していきましょう。

この記事を読むとわかること
目次

三井住友の法人カードは「申し込む名義」と「事業の規模」で選ぶのがおすすめ

三井住友カードの法人カードは、申し込む名義と事業の規模という2つの軸で絞り込めます。

軸が2つで足りるのは、名義によって審査対象が変わり、規模によって想定される使用者数が変わるからです。

名義が個人であれば代表者や個人事業主本人の信用情報で審査され、名義が法人であれば会社の経営実績や財務状況が見られます。

4種類の位置づけを、申し込み対象と使用者数の軸で整理すると以下のとおりです。

カード名申し込み対象カード使用者の目安決済口座
三井住友カード ビジネスオーナーズ満18歳以上(高校生を除く)の法人代表者、個人事業主(副業・フリーランスを含む)本会員+パートナーカード18枚まで法人名義口座・個人名義口座(屋号付含む)
三井住友ビジネスカード for Owners満18歳以上(高校生を除く)の会社経営者(プラチナは満30歳以上)本会員+パートナーカード18枚まで法人名義口座・個人名義口座(屋号付含む)
三井住友ビジネスカード法人のみ20名以下が目安法人名義口座
三井住友コーポレートカード大企業向け20名以上が目安法人名義口座(個別決済方式は個人名義口座)

なお、個人事業主は法人名義口座を決済口座に指定できません。

そのため、まず名義を決め、次に使用者数で絞り込むと、候補は自然に1つか2つまで減ります。

三井住友の法人カード4種類の特徴を紹介

4種類は、年会費の幅とポイントサービスの有無が大きく異なります。

差が出るのは、個人与信のカードが個人向けのポイントプログラムに乗り、法人与信のカードが経費管理の機能を中心に設計されているからです。

年会費で見ると、ビジネスオーナーズ(一般)が本会員・パートナー会員ともに永年無料で、プラチナランクは55,000円(税込)まで幅があります。

4種類の年会費とポイントサービスを並べると、以下のとおりです。

カード名年会費(税込)ポイントサービス
三井住友カード ビジネスオーナーズ一般は永年無料、ゴールドは本会員5,500円※¹Vポイント
三井住友ビジネスカード for Owners本会員1,375円〜55,000円Vポイント
三井住友ビジネスカード使用者1名につき1,375円〜55,000円ワールドプレゼント
三井住友コーポレートカード1会員目1,375円または11,000円(上限33,000円)なし

なお、コーポレートカードにはポイント還元サービスが用意されていません。

そのため、経費の支払いでポイントを貯めたいのであれば、ビジネスオーナーズかビジネスカード for Ownersが候補になります。

※1 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。

三井住友カードビジネスオーナーズは年会費無料で個人事業主やスタートアップにも向いている

三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費が永年無料で、事業の実績を問われずに申し込める法人カードです。

実績を問われないのは、審査対象が法人ではなく代表者個人だからです。

申し込み対象は満18歳以上(高校生を除く)の法人代表者と個人事業主で、副業やフリーランスも含まれます。

一般とゴールドの条件を、費用と補償の軸で比べると以下のとおりです。

項目ビジネスオーナーズ(一般)ビジネスオーナーズ ゴールド
年会費(税込)本会員・パートナー会員ともに永年無料本会員5,500円※¹/パートナー会員 永年無料
ポイント200円(税込)につき1ポイント、条件達成で最大1.5%還元※²200円(税込)につき1ポイント、条件達成で最大2.0%還元※²
旅行傷害保険最高2,000万円の海外旅行傷害保険※³最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険※³
ショッピング補償なし年間300万円までのお買物安心保険
継続特典なし毎年、年間100万円の利用で10,000ポイント※¹

なお、提出書類は代表者の本人確認書類だけで、登記簿謄本と決算書は必要ではありません。

※1 対象取引や算定期間などの適用条件があります。
※2 対象の三井住友カードで条件達成し、対象のご利用をすることが条件です。
※3 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です(引受保険会社/三井住友海上火災保険株式会社)。

三井住友ビジネスカードforOwnersはプラチナまで選べて経費を一元管理できる

三井住友ビジネスカード for Ownersは、クラシックからプラチナまで3つのランクを選べる法人カードです。

ランクが分かれているのは、必要な補償額とカード利用枠が事業の規模によって変わるからです。

クラシックとゴールドはインターネット入会で初年度の年会費が無料になり、プラチナは満30歳以上が申し込み対象になっています。

3ランクの費用と補償を並べると、以下のとおりです。

ランク年会費(税込・本会員/パートナー会員1名)カード利用枠※¹ショッピング補償
クラシック(一般)1,375円/440円〜150万円年間100万円まで(海外利用のみ)
ゴールド11,000円/2,200円〜300万円年間300万円まで(国内・海外)
プラチナ55,000円/5,500円原則200万円〜年間500万円まで(国内・海外)

なお、プラチナカードは2025年10月16日から付帯保険の内容が一部改定されました。

そのため、補償を重視して選ぶ場合は、改定後の条件を確認してから申し込んでください。

※1 本会員が持つ弊社発行の個人カードと利用枠が合算されます。

三井住友ビジネスカードは海外出張もある中小企業に向いている

三井住友ビジネスカードは、法人のみを対象とし、カード使用者20名以下を目安とする法人カードです。

法人のみを対象とするのは、決済口座が法人名義口座に限られ、会社の与信で発行される仕組みだからです。

支払いは1回払いのみで、リボ払いや分割払いの利用枠は設定されません。

3ランクの利用枠と旅行傷害保険を並べると、以下のとおりです。

ランク年会費(税込・使用者1名/2名から1名につき)カード利用枠※¹旅行傷害保険
ビジネスクラシック(一般)1,375円/440円〜500万円最高2,000万円の海外旅行傷害保険※²
ビジネスゴールド11,000円/2,200円〜1,000万円最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険※³
ビジネスプラチナ55,000円/5,500円一律上限設定なし最高1億円の海外・国内旅行傷害保険

なお、ゴールドとプラチナには空港ラウンジサービスが付き、海外キャッシュサービスでは現地のATMから現地通貨を引き出せます。

そのため、海外出張が定期的に発生する中小企業に向いた構成になっています。

※1 所定の審査があります(1回払いでのご利用となります)。
※2 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※3 傷害死亡・後遺障害補償は、事前の旅費などの当該カードでのクレジット決済の有無により最高補償額が異なります。

三井住友コーポレートカードは従業員数の多い大企業向け

三井住友コーポレートカードは、カード使用者20名以上を目安とする大企業向けの法人カードです。

大企業向けと位置づけられるのは、会社全体の総利用枠に加えてカード使用者ごとに利用枠を設定でき、権限を超えた利用を防げるからです。

請求締日の翌日に利用済金額がゼロクリアされるマンスリークリア方式を採用し、月間の利用限度額を管理できます。

年会費と決済方式を整理すると、以下のとおりです。

項目クラシック(一般)ゴールド
年会費(税込)1会員目1,375円、以降1会員につき440円(上限33,000円)1会員目11,000円、以降1会員につき2,200円(上限33,000円)
個別決済方式の年会費(税込)1社あたり33,000円、61名以上は追加会員ごと550円
決済方式会社一括決済方式または個別決済方式会社一括決済方式または個別決済方式
券面使用者の氏名と会社名を併記使用者の氏名と会社名を併記

なお、カード使用者の追加や退会、利用枠変更の届出は、管理者向けサイト「SMCC Biz Partner」から手続きできます。

そのため、部署ごとに経費を分けて管理したい企業や、経費精算システムと利用明細を連携させたい企業に適しています。

三井住友法人カードのデメリットと申し込み前に知っておきたい注意点

三井住友カードの法人カードには、申し込み前に把握しておきたい制約が4つあります。

制約が生じるのは、年会費や還元率の優遇が条件付きで設計されているからです。

還元率の上乗せには対象の個人カードとの2枚持ちが要り、ゴールドの年会費永年無料には年間100万円の利用が要ります。

確認しておきたい制約を、目的ごとに挙げると以下のとおりです。

  • ポイントを貯めたいなら、対象の三井住友カードとの2枚持ちが前提になる
  • 年会費を抑えたいなら、ゴールドは年間100万円以上の利用が条件になる
  • カード番号をすぐ確認したいなら、ビジネスオーナーズはVpassアプリが必要になる
  • 従業員に配るなら、パートナーカードの同時申し込みは1枚まで

なお、いずれも公式サイトのカード概要や特典詳細ページに明記されている内容です。

そのため、条件を満たせる使い方かどうかを見極めてから、カードランクを決めてください。

単体では還元率が高くなくお得に使うには2枚持ちが前提になる

ビジネスオーナーズの通常還元率は0.5%で、上乗せ分は対象の三井住友カードとの2枚持ちが条件になります。

条件が付くのは、加算分が「特典1」と「特典2」という2つのプログラムとして設計されているからです。

特典1は対象の三井住友カードを本会員として2枚持つと適用され、特典2は支払い口座を三井住友銀行に設定すると適用されます。

還元の対象になる利用先は4つに限られており、内訳は以下のとおりです。

  • Amazon.co.jpの利用分(Amazonプライム会費やAmazon Web Service利用料などは対象外)
  • 対象となる道路事業者のETC利用分(西日本・東日本・中日本高速道路、本州四国連絡高速道路、首都高速道路、阪神高速道路)
  • ANA直接購入分の航空券(旅行会社で予約・購入したものは対象外)
  • JAL直接購入分の航空券ほか(旅行会社で予約・購入したものは対象外)

なお、対象の三井住友カードを家族会員として持っている場合、2枚持ちの対象にはなりません。

そのため、日常の経費がこの4つに当てはまらない事業では、還元率は0.5%のままになります。

ゴールドの年会費永年無料には年間100万円以上の利用条件がある

ビジネスオーナーズ ゴールドの年会費永年無料は、年間100万円の利用を達成した翌年以降に適用されます。

ここでいう「年間」は暦年ではないため、対象期間の数え方を先に確認しておく必要があります。

初年度はカード加入日から11ヵ月後の末日まで、翌年度以降はカード加入月の1日から11ヵ月後の末日までが対象期間です。

100万円の集計に含まれない利用は幅広く、主なものは以下のとおりです。

  • クレジットカード・ETCカード・PiTaPaカードの年会費
  • 三井住友カードつみたて投資(SBI証券)
  • キャッシングリボ、海外キャッシュサービス、リボ払い・分割払い手数料
  • 交通系およびその他一部の電子マネーへのチャージ、国民年金保険料
  • au PAY、Kyash、JAL Pay、バンドルカード(2026年3月1日以降の利用分)

なお、カードを退会すると達成状況はリセットされ、再入会しても引き継がれません。

そのため、年間100万円に届かない見込みであれば、年会費が永年無料の一般カードから始めるほうが負担は軽くなるでしょう。

券面ナンバーレスのためカード番号の確認にアプリが必要

三井住友カード ビジネスオーナーズは、券面に会員番号などが印字されていないナンバーレスカードです。

番号が印字されないぶん、会員番号や有効期限の確認にはスマートフォンのVpassアプリを使います。

Vpassアプリの登録にはカード到着時の台紙に記載された会員番号が必要なため、台紙を破棄すると手続きの手間が増えます。

アプリを使う前提として押さえておきたい条件は、以下のとおりです。

  • Vpassアプリの登録には、カード台紙に記載された会員番号が必要になる
  • 推奨OSはiOS16・17・18・26、およびAndroid10.0以降
  • 毎週月曜日の0時から8時までは定例メンテナンスのため一部機能を利用できない

なお、券面に会員番号が印字されたカードを希望する場合は、三井住友ビジネスカード for Ownersが用意されています。

そのため、カード番号を口頭で伝える機会が多い事業では、for Ownersのほうが扱いやすいでしょう。

従業員用の追加カードは2枚目以降1枚ずつしか申し込めない

ビジネスオーナーズとビジネスカード for Ownersのパートナーカードは、本会員と同時に申し込める枚数が1枚までです。

同時申し込みが1枚に限られるのは、パートナー会員本人が規約に同意し、情報を入力する手続きが必要だからです。

2枚目以降は本会員のカードが届いたあとに、あらためて申し込む流れになります。

追加カードの枚数に関する条件を、カードの種類ごとに整理すると以下のとおりです。

項目ビジネスオーナーズ/ビジネスカード for Owners三井住友ビジネスカード
パートナーカード・使用者カード18枚まで(本会員と同時の申し込みは1枚まで)カード使用者20名以下が目安
ETCカード1枚のカードにつき1枚発行枚数の制限なし

なお、三井住友カード(NL)と同時に申し込む場合は、入会時に追加カードやパートナーカードを申し込めません。

そのため、従業員へ複数枚配る予定があるなら、本会員のカード到着後に必要な手続き期間も見込んでおいてください。

三井住友の法人カードの申し込み方法と審査の流れ

申し込みから発行までの流れは、カードの種類によって分かれます。

分かれる理由は、個人与信のカードがウェブ上で口座振替まで完結するのに対し、法人与信のカードは書類の提出を挟むからです。

ビジネスオーナーズとビジネスカード for Ownersは、口座振替の設定がウェブで完了すれば最短3営業日で発行されます※¹。

種類ごとの手続きの違いは、以下のとおりです。

  • ビジネスオーナーズ/ビジネスカード for Owners … 申し込み入力、口座振替設定、審査・カード発行、自宅へ到着の4ステップ
  • 三井住友ビジネスカード … 三井住友銀行の口座を設定して本人確認書類をアップロードすると4ステップ、それ以外は書類の返送を挟む5ステップ
  • 三井住友コーポレートカード … アカウント申請、法人情報の入力、必要書類の提出、審査・カード発行の4ステップ

なお、金融機関のサイトで口座振替の設定が完了しなかった場合は、書面での手続きになり1ヵ月程度かかります。

そのため、発行を急ぐのであれば、ウェブで口座振替を設定できる金融機関かどうかを先に確認してください。

※1 対象金融機関や口座種別などにより、書面手続きが必要な場合は最短3営業日発行となりません。

申し込みから発行までのステップ

ビジネスオーナーズの場合、申し込みの入力から自宅へのカード到着まで約1週間が目安になります。

目安を示せるのは、公式サイトが各ステップの所要期間を明示しているからです。

申し込み内容の入力と口座振替設定までが最短3営業日で、そこに入会審査とカード発行を加えて約1週間という区切りになっています。

最短3営業日での発行にならない主な条件は、以下のとおりです。

  • 支払い口座に、インターネット上で口座振替を設定できない金融機関を指定した場合
  • 法人口座や屋号付口座で、三井住友銀行以外の金融機関を指定した場合
  • 19時30分以降に申し込んだ場合や、申し込みの直前・直後に土日祝が連続する場合
  • キャッシング利用枠を希望する個人事業主が、年収証明書をアップロードしていない場合

なお、法人口座と屋号付口座をインターネット上で設定できるのは三井住友銀行のみで、法人顧客専用WEBサービス「ValueDoor」の登録が必要になります。

そのため、法人口座を決済口座にするのであれば、ValueDoorの登録を先に済ませておいてください。

種類別に見る審査で必要になる書類

必要書類は、審査対象が個人か法人かで大きく変わります。

変わる理由は、法人与信のカードでは法人の実在と経営状況を確認する書類が要るからです。

ビジネスオーナーズとビジネスカード for Ownersは代表者の本人確認書類だけで足り、登記簿謄本と決算書は不要です。

種類別に用意するものを並べると、以下のとおりです。

カードの種類主な必要書類
ビジネスオーナーズ/ビジネスカード for Owners本人名義の金融機関のキャッシュカードや通帳、運転免許証または運転経歴証明書(持っている場合)、年収証明書(個人事業主がキャッシングを申し込む場合)
三井住友ビジネスカード法人と代表者の本人確認書類、法人名義口座の情報。プラチナは決算書もあわせて提出
三井住友コーポレートカード法人情報の入力と、所定の必要書類の提出

なお、法人与信のカードで求められる登記事項証明書は、発行から6ヵ月以内のものが一般的です。

そのため、法人口座の開設と時期を合わせて取得すると、二重に発行する手間を省けます。

審査に通りやすくするためのポイント

審査基準そのものは公開されていないため、確実に通る方法は存在しません。

三井住友カードも、審査の内容と基準を明かさない方針を公式サイトに記載しています。

具体的な審査内容や審査基準が開示されることはありません

(出典:三井住友カード「法人カードの審査基準や審査対象とは?必要書類や申し込みの流れも解説」

そのうえで、一般に重視されるとされる要素は4つに整理されています。

確認しておきたい観点は、以下のとおりです。

  • 事業の設立時期と経営実績
  • 財務状況
  • 事業用の固定電話番号や屋号名の有無
  • 法人と代表者の信用情報

なお、設立直後や赤字決算であっても、代表者個人が審査対象となるカードであれば申し込める場合があります。

そのため、実績がまだ積み上がっていない段階では、ビジネスオーナーズのように個人が審査対象のカードから検討してください。

三井住友の法人カードの登録と管理に役立つサービス

カードが届いたあとの管理は、会員向けサービス「Vpass」を中心に進みます。

Vpassが中心になるのは、明細照会からポイント確認、各種変更手続きまでを1か所でまかなえるからです。

ビジネスオーナーズとビジネスカード for Ownersの会員は、ウェブとアプリの両方からVpassを利用できます。

カードの種類ごとに使う管理画面は、以下のとおりです。

  • ビジネスオーナーズ/ビジネスカード for Owners … Vpass
  • 三井住友ビジネスカード … ビジネスカードの各種お手続きサイト
  • 三井住友コーポレートカード … 管理者は「SMCC Biz Partner」、カード利用者はVpass

なお、同一名義で個人用カードも持っている場合、VpassのログインIDは統合されます。

そのため、個人カードと法人カードを1つのIDでまとめて確認できるようになります。

Vpassのログイン方法とできること

Vpassアプリへのログインは、Vpass IDとSMBC IDのどちらかを選び、IDとパスワードを入力する方式です。

2種類のIDが用意されているのは、三井住友銀行の口座と連携させる導線が別に設けられているからです。

生体認証を設定しておけば、メニュー内のログイン設定からいつでも方法を変更できます。

Vpassアプリでできることを機能ごとに挙げると、以下のとおりです。

  • 支払い金額と利用明細の確認
  • 保有Vポイントの確認、ポイント交換、有効期限の確認
  • 利用通知サービスや使いすぎ防止サービスなどのセキュリティ設定
  • 三井住友銀行口座と連携した口座残高や入出金明細の確認
  • 住所や電話番号の変更、紛失・盗難時のカード停止や再発行の手続き

なお、毎週月曜日の0時から8時までは定例メンテナンスのため、一部の機能を利用できません。

そのため、月初の支払い確認などは、この時間帯を避けて行ってください。

利用明細やVポイントを確認する方法

利用明細はVpassの「ご利用明細照会」から確認でき、ポイントはカードの与信区分によって呼び名が変わります。

呼び名が変わるのは、個人会員向けがVポイント、法人会員向けがワールドプレゼントのポイントという整理になっているからです。

ビジネスオーナーズは個人が審査対象のため貯まるのはVポイントで、通常は200円(税込)につき1ポイントが付与されます。

確認する場所を目的ごとに整理すると、以下のとおりです。

確認したいもの確認場所
利用明細・支払い金額Vpassの「ご利用明細照会」「お支払い金額照会」
Vポイントの残高と有効期限Vpassアプリの「Vポイント」から「ポイントの有効期限を確認」
ワールドプレゼントのポイントVpassの「ワールドプレゼントポイントの確認」

なお、2枚持ちの特典分は通常のポイントと分けてポイント履歴照会画面に表示され、毎月1日から末日までの利用分を合算して請求月から原則2ヵ月以内に付与されます。

そのため、付与が遅れているように見えても、ETC利用分などは売上票の到着時期によって後ろにずれる場合があります。

三井住友法人カードの問い合わせ窓口

問い合わせ先は、持っているカードの種類によって分かれています。

窓口が分かれているのは、中小規模企業・個人事業主向けと大規模企業向けで、必要な手続きが異なるからです。

どの窓口も受付時間は平日10時から17時までで、土日祝日と12月30日から1月3日は休みになっています。

カード別の電話窓口は、以下のとおりです。

窓口対象カード電話番号
ビジネスサポートデスクビジネスカード、ビジネスパーチェシングカード、ビジネスオーナーズ、ビジネスカード for Owners0120-975-093(通話料無料)
マーチャントメンバーズクラブデスクマーチャントメンバーズクラブ対象のカード0120-944-544(通話料無料)
法人デスク(カード管理者専用)コーポレートカード、パーチェシングカード東京 03-6634-1699/大阪 06-7636-9421
カード利用者専用(AIオペレータが対応)コーポレートカード、パーチェシングカード0120-492-212(通話料無料)

なお、ビジネスオーナーズは代表者本人が管理するカードのため、各種手続きと問い合わせは本人からの対応が必要になります。

そのため、経理担当者に管理を任せる運用を考えているなら、ビジネスカードやコーポレートカードのほうが合っています。

三井住友の法人カードに関するよくある質問

最後に、申し込み前に迷いやすい3つの論点を整理します。

迷いやすいのは、発行会社や追加カードの枚数、利用可能枠といった条件が、カードごとに分かれているからです。

特に利用可能枠については、公式サイトのよくあるご質問でも、利用するカードによって異なると案内されています。

ここで扱う質問は、以下のとおりです。

  • 法人カードを発行しているのは三井住友銀行と三井住友カードのどちらか
  • 従業員用の追加カードは何枚まで作れるのか
  • カードごとの利用可能枠はどのくらいか

なお、いずれも各カードの概要ページに記載があります。

そのため、申し込みの直前にもう一度、該当ページで最新の条件を確認してください。

三井住友銀行と三井住友カードでは法人カードはどちらが発行していますか?

法人カードを発行し、入会審査を行っているのは三井住友カード株式会社です。

三井住友銀行は同じSMBCグループの銀行として、決済口座の提供や商品の案内を担っています。

ビジネスオーナーズやビジネスカード for Ownersの申し込みも、三井住友カードのサイトから進みます。

両者の役割の違いを手続きの場面で見ると、以下のとおりです。

  • カードの発行と入会審査 … 三井住友カード株式会社
  • 決済口座の提供 … 三井住友銀行を含む各金融機関
  • 法人口座・屋号付口座をインターネット上で設定できる金融機関 … 三井住友銀行のみ(ValueDoorの登録が必要)

なお、三井住友銀行以外の法人口座を指定する場合は、書面での口座振替手続きになります。

そのため、発行までの日数を短くしたいのであれば、決済口座に使う金融機関から検討してください。

従業員用の追加カード(パートナーカード)は何枚まで作れますか?

パートナーカードは、ビジネスオーナーズとビジネスカード for Ownersのいずれも18枚まで申し込めます。

18枚という上限は、両カードの概要ページに明記されているからです。

ただし、本会員と同時に申し込めるのは1枚までで、2枚目以降は本会員のカードが届いたあとの手続きになります。

カードの種類ごとの考え方は、以下のとおりです。

  • ビジネスオーナーズ/ビジネスカード for Owners … パートナーカード18枚まで
  • 三井住友ビジネスカード … カード使用者20名以下が目安
  • 三井住友コーポレートカード … カード使用者20名以上が目安

なお、パートナー会員分のiDやETCカードは、本会員のカード到着後に申し込む決まりになっています。

そのため、使用者が20名を超える見込みであれば、コーポレートカードを前提に検討してください。

利用可能枠(限度額)はどのくらいですか?

利用可能枠は、カードの種類とランクによって異なります。

一律の金額を示せないのは、いずれの枠にも所定の審査があるからです。

公式サイトのよくあるご質問でも、利用枠は各カードの詳細ページで確認するよう案内されています。

カード別の利用枠を並べると、以下のとおりです。

カード名カード利用枠(カードショッピング)※¹
ビジネスオーナーズ(一般・ゴールド)〜500万円
ビジネスカード for Ownersクラシック〜150万円/ゴールド〜300万円/プラチナ原則200万円〜
三井住友ビジネスカードクラシック〜500万円/ゴールド〜1,000万円/プラチナ 一律上限設定なし
三井住友コーポレートカード会社全体の総利用枠に加え、カード利用者ごとに設定

なお、ビジネスオーナーズとビジネスカード for Ownersは、本会員が持つ三井住友カードの個人カードと利用枠が合算されます。

そのため、すでに個人カードを持っている場合、法人カード側で使える金額はその分だけ少なくなります。

※1 所定の審査があります。

この記事を書いた人

SEIMEI株式会社は保険×テクノロジーのInsurTechスタートアップです。保険会社と保険代理店をつなぐ情報プラットフォーム「ソリシター君」の開発・運営や、保険営業特化の生成AI研修事業などを通じて、保険を中心とした金融業界で知っておくべき知識について解説しています。

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