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UPSIDER法人カードはどう?審査のポイントから特徴・デメリットまで詳しく解説!

法人カードを比較していると、限度額の低さや明細反映の遅さで手が止まってしまうことがあります。

UPSIDER法人カードは限度額と年会費の条件が目を引く一方で、申し込めるのは法人だけという制約もあり、自社に合うかどうかを判断しにくいはずです。

判断の分かれ目は、限度額とカード配布の自由度を優先するのか、旅行傷害保険などの付帯サービスを優先するのかという点でしょう。

本記事では、基本情報から審査のポイント、デメリットまでを公式情報にもとづいて解説します。

この記事を読むとわかること
目次

そもそもUPSIDER法人カードとは?

UPSIDER法人カードは、株式会社UPSIDERが発行する法人向けのVisaカードです。

年会費と発行手数料はかからず、1か月あたりの利用限度額は最大10億円に設定されています。

公式サイトの基本情報を、費用と限度額の軸でまとめると以下のとおりです。

発行会社株式会社UPSIDER
国際ブランドVisa(Visaのタッチ決済対応)
年会費・発行手数料無料
初期費用・月額利用料無料
1か月あたりの利用限度額最大10億円
1取引あたりの利用限度額最大749,999USD
ポイント還元率1.0%〜※1
カード発行枚数無制限※2
支払期日月末締め、翌月20日払い(口座振替)/翌月15日払い(銀行振込)

なお、支払いは月末締めで、口座振替は翌月20日、銀行振込は翌月15日が期日となります。

そのため、締め日と支払日の間隔を前提に資金計画を立ててください。

※1 一部のご利用先では還元率が異なる場合や、ポイント還元の対象外となる場合があります。
※2 カード発行枚数は、当社都合により制限させていただく場合がございます。

後払いと前払いから選べる支払いプラン

支払いプランは、後払いと前払いの2つから選べます。

後払いプランには所定の与信審査があり、前払いプランは与信審査に関わらず利用できるからです。

設立したばかりの法人でも、前払いプランなら審査の結果を待たずにカードを使い始められます。

2つのプランの違いを、審査の有無と与信枠の考え方で整理すると以下のとおりです。

プラン審査と与信枠の扱い
後払いプラン所定の与信審査を受け、連携した銀行口座の残高等をもとに限度額が決まる
前払いプラン与信審査に関わらず利用でき、設立直後の法人でも申し込める
2つの併用後払いの限度額が足りない月に、前払いを追加できる

なお、後払いプランで設定された限度額が足りない月は、前払いを併用できます。

そのため、通常は後払いで運用し、大型の支出がある月だけ前払いを足す使い方も選べるでしょう。

UPSIDER法人カードは費用をかけずに限度額と枚数を伸ばせる!

年会費と発行手数料が無料のまま、限度額は最大10億円、発行枚数は原則無制限まで広がります。

独自の与信モデルが銀行口座のデータをもとに枠を算出し、カードの追加発行にも費用をかけない仕組みだからです。

公式サイトは、独自の与信モデルによる限度額、決済データのリアルタイム反映、業務効率化とガバナンス強化、ポイント還元の4点を特徴として挙げています。

特徴を機能の役割ごとに並べると以下のとおりです。

役割内容
与信独自の与信モデルで最大10億円の限度額、再審査は最短1営業日で結果を連絡
経理決済データのリアルタイム反映、freee会計やマネーフォワードクラウド会計などとのAPI連携
ガバナンス260以上のサービスから利用先を限定、日次・月次・取引ごとの上限設定
コスト決済額あたり基本1.0%のポイント還元、優待プログラム「Boost Your Business」

なお、不正利用時の補償は2,000万円まで用意されています※1

そのため、多くの社員にカードを配る運用を前提に比較してください。

※1 不正利用補償は、カード会員単位かつ暦年(毎年1月1日から12月31日までの間)において2,000万円を上限とし、ETCカードと合算します。

年会費無料で使えるVisaの法人カード

リアルカードとバーチャルカードのどちらも発行手数料がかからず、証憑管理や仕訳作成などのシステム利用料も無料だからです。

国際ブランドはVisaで、世界中のVisa加盟店とVisaのタッチ決済に対応しています。

無料になる範囲を費用項目ごとに示すと以下のとおりです。

費用項目金額
年会費無料
発行手数料リアルカード・バーチャルカードともに無料
初期費用・月額利用料無料
システム利用料無料(証憑管理、仕訳作成、電子帳簿保存法対応の機能も追加費用なし)
外貨建て取引海外サービス手数料2.2%(税込)

なお、外貨建て取引の場合は、海外サービス手数料として2.2%(税込)がかかります。

そのため、海外の広告費やSaaSを多く決済する企業は、この手数料を織り込んで比較してください。

用途に合わせて選べる3種類のカード

カードは、リアルカード、バーチャルカード、オンデマンドカードの3種類です。

実店舗で使うかどうか、利用期間を区切るかどうかで適した種類が変わるからです。

管理画面の「カード発行」ではバーチャルカードとリアルカードを選び、有効期限や金額、利用先を指定するバーチャルカードがオンデマンドカードになります。

3種類の違いを、決済先と発行までの時間で比べると以下のとおりです。

種類利用できる決済先利用可能までの日数主な用途
リアルカードオンラインと実店舗数営業日出張費や店舗での購買
バーチャルカードオンライン即時広告費やSaaSの継続決済
オンデマンドカードオンライン即時有効期限や利用先を区切る一時利用

なお、オンデマンドカードは有効期限を設定できるため、SaaSの自動更新を防ぐ用途にも使えます。

そのため、常用するカードと一時利用のカードは分けて発行してください。

利用限度額は最大10億円で発行枚数も無制限

1か月あたりの利用限度額は最大10億円で、カードの発行枚数は原則として無制限です※1

限度額が連携した銀行口座の残高やキャッシュ・フローをもとに、独自の与信モデルで決まるからです。

1取引あたりの限度額は最大749,999USDで、1取引1億円以上の決済にも対応しています。

限度額と発行枚数の条件を、期間と単位の軸でまとめると以下のとおりです。

項目条件
1か月あたりの利用限度額最大10億円
1取引あたりの利用限度額最大749,999USD
カード発行枚数原則無制限※1

なお、限度額が足りない月は前払いを併用できるため、枠を超える支出にも対応できます。

そのため、事業の拡大に合わせて枠を伸ばす前提で申し込んでください。

※1 カード発行枚数は、当社都合により制限させていただく場合がございます。

UPSIDER法人カードの導入に向いている企業

UPSIDER法人カードが向いているのは、支出の規模とカードの枚数が同時に増えていく企業です。

限度額の上限が最大10億円で、発行枚数にも原則として上限がないからです。

公式サイトは、上場審査や監査対応、複数事業・店舗・子会社の運用に関する相談を無料で受け付け、4大監査法人出身のメンバーが対応すると案内しています。

向いている企業の条件を、支出と組織の軸で挙げると以下のとおりです。

向いている企業
支出規模広告費や仕入れで月あたりの決済額が大きく、従来の限度額では足りない企業
組織部署や拠点、プロジェクトごとにカードを分けたい企業
経理体制月次決算を早め、証憑回収の手間を減らしたい企業
上場準備内部統制や監査対応でカードの利用範囲を説明する必要がある企業

なお、申し込みには法人口座のネットバンキングと独自ドメインのメールアドレスが必要になります。

そのため、これらがそろっていない場合は、先に環境を整えてください。

資金需要が大きく高い限度額を必要とする成長企業

限度額を理由にカードを見直す企業は、UPSIDER法人カードの検討対象に入ります。

与信枠が固定ではなく、再審査によって見直されるからです。

増枠の再審査は最短1営業日で結果が連絡され、公開されている事例集では限度額が従来の23倍になった例も紹介されています

限度額が問題になりやすい支出を、公式資料が挙げる決済先の分類ごとに示すと以下のとおりです。

分類決済先の例
広告関連Google広告、Yahoo広告、Facebook広告、TikTok広告
サーバー系AWS、GCP
購買Amazon、Alibaba、モノタロウ、ASKUL
税金消費税、源泉所得税、申告所得税

なお、公式サイトは新規上場企業の20%が利用していると案内しています。

そのため、支出が伸びる時期の前に、増枠の申請を進めてください。

多くの社員にカードを配布したい企業

社員一人ひとりにカードを持たせたい企業にも、UPSIDER法人カードは合います。

リアルカードとバーチャルカードのどちらも発行枚数が原則無制限で、追加発行に手数料がかからないからです※1

権限は管理者、経理担当者、一般ユーザー、閲覧者の4つから選べ、カードごとに保有者やカード管理者も設定できます。

配布時に設定できる制限を、上限と利用先の軸で挙げると以下のとおりです。

設定項目設定できる内容
月間リミットカードごとの1か月あたりの上限額
日次リミット1日あたりの上限額
取引あたりのリミット1回の決済の上限額
決済可能な利用先260以上のサービスから利用先を限定
通貨日本円や米ドルなど決済できる通貨

なお、紛失や盗難に気づいた場合は、管理画面から一時ロックをかけられます。

そのため、配布枚数が増えても、カード単位で利用を止められるようにしておいてください。

※1 カード発行枚数は、当社都合により制限させていただく場合がございます。

UPSIDER法人カードの口コミからわかるリアルな使い勝手

利用企業の声は、公式サイトの導入事例とプレスリリースで公開されています。

UPSIDERが導入企業へのインタビューを、社名と担当者名つきで掲載しているからです。

掲載されている企業には、JR北海道やタイミー、ココナラなどが並びます。

公式サイトで確認できる情報を、掲載資料の種類ごとに挙げると以下のとおりです。

掲載資料内容
導入事例ページ社名と担当者名つきのインタビュー記事
プレスリリース導入企業の担当者コメント
サービスご案内資料導入前の課題と導入後の成果を数値で記載
業種別のホワイトペーパーIT企業編や人材サービス企業編など、複数社の事例

なお、公式サイトには利用者が自由に投稿するレビュー欄が設けられていません。

そのため、以下では公開された事例と公式サイトが示す仕様にもとづいて内容を整理します。

最大10億円の限度額で大型の支出にも対応できたという声

限度額に関する事例では、導入後に枠が拡大した例が公開されています。

UPSIDERの与信枠が固定ではなく、再審査によって見直されるからです。

広告代理店の株式会社テスティファイは、与信枠が導入時から拡大し、広告運用で広告主の決済代行ができるようになりました。

公式サイトのスタートガイドから、与信枠の変化に触れた部分を引用します。

与信枠は導入時から約4倍に拡大

※引用元:株式会社UPSIDER「法人カード『UPSIDER』 ご利用スタートガイド」

なお、人材サービス企業編の事例集では、限度額が従来の23倍になった例も紹介されています。

そのため、現在の枠が足りない企業は、増枠の見込みを問い合わせてください。

バーチャルカードの即時発行と枚数無制限で全社に配れたという声

配布に関する事例では、全社規模の導入が公開されています。

バーチャルカードが審査完了後に即時発行され、発行枚数にも原則として上限がないからです※1

北海道旅客鉄道株式会社は2025年4月から全社利用を開始し、先行導入した部署では小口現金の利用が半減しました。

プレスリリースに掲載された担当者のコメントから、カードの扱いやすさに触れた部分を引用します。

現金と同じように即時性を持って扱えます

※引用元:株式会社UPSIDER「JR北海道が法人カード「UPSIDER」の全社導入で経理DXを推進 – 小口現金の削減に効果」

なお、同社は日本国内・日本円での利用に費用がかからない点も、全社導入を進めやすかった理由に挙げました。

そのため、現金の管理負担が大きい企業は、配布のしやすさを比較の軸に加えてください。

※1 カード発行枚数は、当社都合により制限させていただく場合がございます。

決済のリアルタイム反映で月次決算が早くなったという評判

決算に関する事例では、締めが早まった例が公開されています。

決済データが管理画面にリアルタイムで反映され、月初1日にすべての明細がそろうからです。

株式会社ココナラは、明細反映の遅さが月次決算のボトルネックになっていた状態から、取締役会の3〜4日前に数字が完成する状態へ変わりました。

サービスご案内資料に記載された導入前後の変化を、2社分まとめると以下のとおりです※1

企業導入前の課題導入後
株式会社タイミー利用目的の確認と証憑の突き合わせに膨大な工数がかかっていた計上にかかる工数が約80%削減、月初の証憑回収に関する問い合わせ業務が0に
株式会社ココナラ明細反映が遅く、月次決算のボトルネックになっていた取締役会の3〜4日前に数字が完成

なお、明細はfreee会計やマネーフォワードクラウド会計などにAPIで連携でき、CSVでの出力にも対応しています。

そのため、自社が使う会計ソフトが対応しているかを先に確認してください。

※1 出典:株式会社UPSIDER「UPSIDER サービスご案内資料」

国際ブランドがVisaのみでポイントの使い道が限られるなど気になる口コミ

一方で、公式サイトの記載からは、事前に確認しておきたい仕様もあります。

UPSIDERが自由投稿型のレビュー欄を公開しておらず、否定的な内容の口コミは公式情報として確認できないからです。

公式サイトで確認できるのは、国際ブランドがVisaの1種類であること、ポイントの使い道が請求額からの差し引きであること、そして付与から半年で期限を迎える点になります。

注意点になりやすい項目を、ブランドとポイントの軸で挙げると以下のとおりです。

項目公式サイトの記載
国際ブランドVisaのみで、他ブランドを選べない
ポイントの使い道1ポイント1円として、当月の請求額から自動で差し引く
ポイントの利用期限付与日から半年間
付帯保険旅行傷害保険の記載がない

なお、Visaは世界中の加盟店で使えますが、Visaを扱っていない店舗では決済できません。

そのため、既存のカードとブランドが重複しないかを確認してください。

UPSIDER法人カードの審査基準と申し込み方法

審査を受けるのは、後払いプランを選ぶ場合です。

前払いプランは与信審査に関わらず利用できるため、審査の対象は後払いプランに限られるからです。

審査はアカウント開設の審査と利用可能枠の審査に分かれ、利用可能枠の審査には銀行口座の連携が必要になります。

申し込みから利用開始までの流れを、段階ごとに示すと以下のとおりです。

段階内容
STEP01Webでの申し込み、支払い口座の登録、本人確認
STEP02アカウント発行と利用可能枠の審査(銀行口座の連携が必要)
STEP03審査完了後にカードを即時発行し、利用開始

なお、口座の登録は最短10分で終わり、申し込みから最短当日で利用を開始できます。

そのため、急いで使い始めたい場合は、ネットバンキングの情報を手元に用意してください。

審査で見られるポイントと審査難易度の目安

審査の基準は公開されていません。

UPSIDERが与信モデルの詳細を公表せず、限度額は連携した銀行口座の残高等の情報をもとに決定すると説明しているだけだからです。

公式サイトは、従来の法人カードが過去3期分の決算書や代表者の個人保証を求める一方で、UPSIDERは銀行API連携で得たデータと将来のキャッシュ・フローを加味すると示しています。

公表されている審査の要素を、必要なものと審査期間の軸で比べると以下のとおりです。

項目従来の仕組みUPSIDER
必要なもの過去3期分の決算書、代表者の個人保証銀行API連携(Webで完結)※1
審査基準過去の財務データ将来のキャッシュ・フローを加味したAIの与信アルゴリズム
審査期間数週間最短数営業日

なお、審査の結果によっては、アカウント開設を断られる場合もあります。

そのため、難易度を推測するのではなく、口座の入出金の実績を整えたうえで申し込んでください。

※1 銀行API連携には、ネットバンキングの開設が必要です。

前払い式なら審査不要で発行できる

前払いプランを選ぶと、与信審査を受けずにカードを発行できます。

公式サイトのよくあるご質問が、前払いで利用する場合は与信審査に関わらず利用できると明記しているからです。

設立したばかりの法人でも、前払いプランなら利用を始められます。

公式サイトのよくあるご質問から、審査の扱いに関する回答を引用します。

与信審査に関わらずご利用いただくことが可能です

※引用元:UPSIDER「上場のための法人カード | UPSIDER」

なお、UPSIDERは前払式支払手段(第三者型)発行者として、関東財務局長第00722号の登録を受けています。

そのため、後払いの審査に不安がある場合は、前払いからの利用を検討してください。

申し込みから利用開始までのステップ

申し込みはWebで完結します。

アカウント開設フォームの入力、本人確認、銀行連携、利用可能枠の審査という順に進むからです。

代表者以外が申請する場合は委任状の提出とハガキ郵送による所在地確認が加わり、郵送等の状況によって最大で7営業日ほどかかります。

申し込みの前に用意するものを一覧にすると以下のとおりです。

  • 顔写真付き身分証 1つ
  • 委任状(代表者以外が手続きを進める場合のみ)
  • 送受信可能な独自ドメインのメールアドレス
  • 法人口座のネットバンキング

なお、本人確認ではセルフィー撮影が必須になるため、カメラのないパソコンでは手続きを完了できません。

そのため、スマートフォンから手続きを進めてください。

管理画面へのログインと初期設定の流れ

カードを配るまでの初期設定は、管理画面で完結します。

ログイン、口座連携、ユーザー招待、カード発行という順に操作するからです。

初回ログインでは「UPSIDERへのご招待」という件名のメールに記載された仮パスワードを入力し、続けて本パスワードを設定します。

初期設定の手順を、操作の順番で並べると以下のとおりです。

  • 招待メールの仮パスワードを入力し、本パスワードを設定する
  • 「設定」→「会社設定」→「口座連携」からネットバンキングを登録する(後払いで審査が未完了の場合)
  • 「ユーザー」→「+ユーザーを招待」で権限を選び、カード利用者を招待する
  • 「カード」→「+カード発行」でバーチャルカードかリアルカードを選ぶ

なお、カードの暗証番号を確認できるのは、カード権限の保有者に設定されたユーザーに限られます。

そのため、暗証番号を共有する前提の運用は避けてください。

申し込み前に知っておきたいUPSIDER法人カードのデメリット

UPSIDER法人カードには、申し込み前に確認しておきたい制約があります。

対象が法人に限られ、選べる国際ブランドとポイントの使い道も1通りだからです。

公式サイトのよくあるご質問は、個人事業主が利用できないことと、メールアドレスが独自ドメインである必要があることを明記しています。

確認しておきたい制約を、対象と付帯サービスの軸で挙げると以下のとおりです。

区分制約の内容
対象個人事業主やフリーランスは申し込めない
国際ブランドVisaのみで、他ブランドを選べない
付帯サービス旅行傷害保険や空港ラウンジの記載がない
ポイント請求額からの差し引きが使い道で、他社ポイントへの交換メニューの記載がない
ETCカード年会費は無料だが、1枚あたり550円(税込)の発行手数料がかかる

なお、ETCカードは2026年8月4日に提供が始まり、年会費無料で発行できるようになりました。

そのため、制約の内容は更新される前提で、申し込み前に最新の記載を確認してください。

個人事業主やフリーランスは申し込めない

個人事業主やフリーランスは、UPSIDER法人カードを申し込めません。

公式サイトのよくあるご質問が、個人事業主は利用できないと回答しているからです。

メールアドレスも独自ドメインである必要があり、GoogleやYahoo!のフリーメールでは手続きを進められません。

申し込みの対象と条件を整理すると以下のとおりです。

項目内容
申し込める法人
申し込めない個人事業主、フリーランス
メールアドレス独自ドメインが必須で、フリーメールは対象外
口座法人口座のネットバンキングが必要

なお、法人であれば設立直後でも、前払いプランから利用を始められます。

そのため、個人事業主の段階では、別のカードを選んでください。

選べる国際ブランドはVisaのみでETCカードは発行手数料がかかる

国際ブランドはVisaの1種類だけで、他のブランドを選べません。

UPSIDERが発行するカードは、リアルカードもバーチャルカードもVisaで統一されているからです。

Visaのタッチ決済と3Dセキュア認証に対応し、海外通貨での決済にも使えます。

ブランドとETCカードの条件をまとめると以下のとおりです。

項目内容
国際ブランドVisaのみ(Visaのタッチ決済対応)
3Dセキュア認証対応済
ETCカードの年会費無料
ETCカードの発行手数料550円(税込)/枚
ETCカードの発行枚数原則無制限※1
ETCカードの発行スピード最短2営業日後に発送

なお、ETCカードはクレジットカードへの紐付けなしで単体発行でき、通行料金はUPSIDERカードの利用分と合算して請求されます。

そのため、Visaを扱わない取引先がある場合は、他ブランドのカードとの併用を検討してください。

※1 カード発行枚数は、当社都合により制限させていただく場合がございます。

旅行傷害保険など付帯サービスが少ない

公式サイトの基本情報と機能一覧に、旅行傷害保険や空港ラウンジに関する記載がないからです。

用意されているのは、不正利用時の2,000万円までの補償※1、公認会計士による利用サポート、そして優待プログラム「Boost Your Business」になります。

付帯する内容と記載のない内容を分けると以下のとおりです。

区分内容
付帯する不正利用時の補償(2,000万円まで)、公認会計士による利用サポート、充実したヘルプ機能、優待プログラム
記載がない海外・国内旅行傷害保険、空港ラウンジ、ショッピング補償

なお、Boost Your Businessでは、Notionのプラスプランが6か月無料になるなど、120以上のサービスの優待を利用できます。

そのため、出張の保険が必要な企業は、保険が付く他のカードと組み合わせてください。

※1 不正利用補償は、カード会員単位かつ暦年(毎年1月1日から12月31日までの間)において2,000万円を上限とし、ETCカードと合算します。

貯めたポイントは他社ポイントに交換できない

貯まったポイントの使い道は、請求額からの差し引きに限られています。

UPSIDERカードポイントが毎月1日に前月の決済確定分として付与され、自動で差し引いた額が請求される仕組みだからです。

還元率は決済額あたり基本1.0%※1で、Google広告またはYahoo広告を単独で月間3,000万円以上利用すると1.2%、5,000万円以上で1.5%になります。

ポイントの条件を、還元率と使い道の軸でまとめると以下のとおりです。

項目内容
基本還元率決済額あたり1.0%※1
ステージ還元Google広告またはYahoo広告の単独利用が月間3,000万円以上で1.2%、5,000万円以上で1.5%
使い道1ポイント1円として、当月の決済額から自動で差し引き
他社ポイントへの交換公式サイトに交換メニューの記載なし
利用期限付与日から半年間

なお、広告媒体単独の利用が月間3,000万円未満の場合は、1.0%の還元対象となります。

そのため、マイルや他社ポイントを重視する場合は、交換先が用意されたカードを選んでください。

※1 一部のご利用先では還元率が異なる場合や、ポイント還元の対象外となる場合があります。

個人事業主には三井住友ビジネスオーナーズがおすすめ

個人事業主が法人カードを持つ場合、三井住友カード ビジネスオーナーズが選択肢に入ります。

UPSIDERが法人だけを対象にしている一方で、ビジネスオーナーズは満18歳以上の法人代表者と個人事業主を対象にしているからです。

年会費は本会員もパートナー会員も永年無料で、申し込みの際に登記簿謄本と決算書の提出を求められません。

2枚の条件を、申し込み対象と付帯内容の軸で比べると以下のとおりです。

項目UPSIDER法人カード三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般)
申し込み対象法人満18歳以上(高校生は除く)の法人代表者、個人事業主(副業、フリーランスを含む)
年会費無料本会員、パートナー会員ともに永年無料
利用枠1か月あたり最大10億円〜500万円(所定の審査あり)
追加カード原則無制限※1パートナーカード18枚まで
旅行傷害保険記載なし最高2,000万円の海外旅行傷害保険(事前に旅費などを当該カードで決済することが前提)
ポイント請求額から自動で差し引きVポイントが貯まり、他社ポイントへの移行も可能

なお、個人事業主は法人名義の口座を決済口座に指定できず、個人名義口座か屋号付き口座を使います。

そのため、屋号付き口座を用意してから申し込んでください。

※1 カード発行枚数は、当社都合により制限させていただく場合がございます。

UPSIDER法人カードに関するよくある質問

よくある質問の答えは、公式サイトの記載から確認できます。

UPSIDERが基本情報とよくあるご質問をサービスサイトに掲載し、問い合わせ窓口も用途別に分けているからです。

機能の追加やサービスの終了も、会社サイトのニュースで告知されています。

公式サイトで確認できる情報を、掲載場所ごとに挙げると以下のとおりです。

掲載場所確認できる情報
サービスサイトの基本情報年会費、限度額、支払期日、ポイントの条件
サービスサイトのよくあるご質問対象者、限度額の決まり方、カード発行までの期間
会社サイトのニュース機能追加やサービス終了の告知
ヘルプページ管理画面の操作や会計ソフト連携の手順

なお、2026年7月28日には「UPSIDER AI経理」のサービス終了が告知されました。

そのため、過去の紹介記事ではなく、公式サイトの最新の記載を確認してください。

UPSIDER法人カードのキャンペーンや紹介キャンペーン情報はありますか?

公式サイトには、新規入会キャンペーンや紹介キャンペーンの常設ページが用意されていません。

UPSIDERがサービスサイトで案内しているのは、利用企業向けの優待プログラムとポイントのステージ還元だからです。

優待プログラム「Boost Your Business」には50社以上が参画し、120以上のサービスで割引や無料期間を利用できます。

公式に確認できる特典を、種類ごとに挙げると以下のとおりです。

種類内容
優待プログラムBoost Your Businessで、120以上のサービスの優待を利用できる
優待の例Notionのプラスプランが6か月無料、クラウドサインのライトプランが1か月無料
ステージ還元Google広告またはYahoo広告の単独利用が月間3,000万円以上で1.2%、5,000万円以上で1.5%
利用条件Boost Your Businessの利用には、法人カード「UPSIDER」への申し込みが必要

なお、Boost Your Businessの対象サービスは、順次追加されています。

そのため、キャンペーンの有無は、公式サイトのお問い合わせから直接確認してください。

審査が通りやすい法人クレジットカードはどれ?

審査が通りやすいカードを、名前を挙げて示すことはできません。

カード会社が審査基準を公開しておらず、UPSIDERも限度額の決め方だけを説明しているからです。

判断の材料になるのは、審査の対象と提出書類が公開されているかどうかになります。

審査に関する公開情報を、審査の有無と提出書類の軸で比べると以下のとおりです。

カード審査提出書類
UPSIDER(前払いプラン)与信審査に関わらず利用可能顔写真付き身分証、法人口座のネットバンキング
UPSIDER(後払いプラン)所定の与信審査あり上記に加えて銀行口座の連携
三井住友カード ビジネスオーナーズ所定の審査あり登記簿謄本・決算書の提出は不要

なお、前払いプランは与信審査に関わらず利用できるため、後払いの審査を待たずに始められます。

そのため、通りやすさを探すのではなく、自社が条件を満たすカードから選んでください。

UPSIDER法人カードが使えないのはどんなときですか?

決済できない場合は、管理画面の設定と限度額を確認します。

UPSIDERがカードごとに利用先や上限額、ロックを設定できる仕組みだからです。

実店舗ロックをかけたリアルカードは実店舗で使えず、利用先を限定したカードは対象外のサービスで決済できません。

決済できないときに確認する箇所を、設定と枠の軸で挙げると以下のとおりです。

確認する箇所確認する内容
利用先制限決済可能な利用先として登録されているか
上限額月間、日次、取引ごとのリミットに達していないか
ロック一時ロックや実店舗ロックがかかっていないか
限度額1か月あたりの枠と1取引あたりの枠の範囲内か
権限カード情報を確認できる「保有者」の権限があるか

なお、UPSIDERの国際ブランドはVisaのため、Visaを扱っていない店舗では決済できません。

そのため、設定を確認しても解決しない場合は、お問い合わせから連絡してください。

UPSIDER法人カードの問い合わせ先はどこですか?

問い合わせ先は、用途ごとに分かれています。

UPSIDERが会社サイトのお問い合わせページで、サービス別と報道関係別に窓口を案内しているからです。

法人カード「UPSIDER」に関する相談は、サービスサイトのお問い合わせフォームで受け付けています。

窓口を用途ごとに挙げると以下のとおりです。

用途窓口
法人カード「UPSIDER」の相談サービスサイトのお問い合わせフォーム
導入相談、提携、取材の連絡pr@up-sider.com
報道関係の問い合わせ会社サイトの報道関係向け窓口
管理画面の操作や会計ソフト連携ヘルプページ

なお、申し込み前にサービスの説明を受けることも、お問い合わせから依頼できます。

そのため、内容に応じて窓口を選んでください。

この記事を書いた人

SEIMEI株式会社は保険×テクノロジーのInsurTechスタートアップです。保険会社と保険代理店をつなぐ情報プラットフォーム「ソリシター君」の開発・運営や、保険営業特化の生成AI研修事業などを通じて、保険を中心とした金融業界で知っておくべき知識について解説しています。

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