SEIMEI社の3億円資金調達を発表しました。

JAFCOを引受先とした第三者割当増資により、シードラウンドにおいて総額3億円の資金調達を実施したことを発表します。
調達した資金は保険プラットフォーム『ソリシター君』への事業投資に加えて、
InsurTech領域における新規事業開発とそれに伴う人材採用に投下して参ります。  

■資金調達の背景と目的
『ソリシター君』は保険会社⇔保険代理店間の情報プラットフォームです。
2019年9月のβ版リリースから約2年で、バイラルとオーガニック検索流入のみで保険代理店の導入企業数は200社を突破し、
保険代理店募集人9,100名超の皆様にご活用頂き、保険代理店向けソフトウェアとしては国内シェア3位の規模まで成長しました。
保険会社から保険代理店募集人への広告配信プラットフォームとして一定規模まで成長したことから、
今回調達した資金は、保険会社が外部ベンダーに求めるセキュリティー基準をクリアーするための開発費、並びに追加機能開発とそれに伴う人材採用に投下致します。
今後は全保険会社の公認システムとなることを目指し、保険業界にとって必須のインフラサービスを構築して参ります。  

■CEO津崎コメント
「規制産業の代表とも言える保険業界では一般消費者向けのDXこそ少しずつ進展していますが、
保険会社⇔保険代理店間においてはIT化は全くと言っていいほど進んでおらず、
ソリシター3万人の訪問営業及び電話コミュニケーションが未だに主流となっています。
当社は両者間のオンラインプラットフォームとしてソリシター君を開発運営しておりますが、
新型コロナウイルスの影響でようやくこの領域にも非対面化とDXの機運が高まってきました。
ユーザー数増加に伴い急成長を目指すべきタイミングだと判断し、当社初のエクイティーによる資金調達を実行しました。
当社ミッション『テクノロジーを活用し、50兆円保険産業の礎となる』を推進し、
保険業をより良いものに変えていくために社内一同邁進して参ります」

■引受先からのコメント
ジャフコグループ株式会社 田路康祐氏 「保険商品の販売チャネルとして保険代理店の重要性は高まってきています。
そのような中で保険代理店と保険会社の間でのコミュニケーション手段についても今後アップデートが起きていくものと想像しています。
SEIMEIの『ソリシター君』は2019年9月のサービス開始以降、保険代理店の業務効率化をサポートし、順調に利用者数を増やしています。
今後、機能拡充により保険代理店と保険会社の双方にとって不可欠なサービスに成長していくことを期待しています」